ニルギリスは洋楽、邦楽、テクノ、R&B、ロック、ヒップホップなどなどジャンルの垣根を取っ払ったDJ世代の高性能ポップユニット。メンバー全員が異なる音楽性を持ち、それぞれに作曲も行うといったクリエイティブ集団です。マッシュアップ的手法も取り入れ、あらゆる楽曲・カルチャーを巻き込み、それをPOPSに昇華させることのできる日本随一のバンドとして活躍しています。
93年頃、近畿大学の大学生、佐竹モヨ(Key&Vo)と伊藤孝氣(G)の2人によって結成され、02年2人に加え、岩田アッチュ(Vo)、栗原稔(B)、稲寺佑紀(Dr&Cho)の5人でCDデビューを果たす。
04年12月に佐竹モヨ、07年9月に伊藤孝氣が方向性の違いにより脱退。現在は3人編成で活動中。
04年4月にインディーズで発売した1stアルバム『テニス』から、そのミクスチャーな音楽センスが音楽好きの間で評判となりスヌーザーやバフアウトなどでも大きく取り上げられ、バウンスでは年間のベストアルバムの中の1枚にも選出されました。続く『NEW STANDARD』も連続してバウンスの年間ベストアルバムの中の1枚に選出されるなど、媒体や音楽好きからも高い評価を獲得している。
特にアーティストからは高い評価を得ており、曲を気に入って自らリミックスを申し出たブルーハーブ/ハーヴェスト・ムーンのイル・ボスティーノをはじめ、オレンジレンジが雑誌で『NEW STANDARD』をレコメンドしたり、客演したイルリメが自らのライブでも『サンダーII』をプレイしたり。リリースに際しレミオロメンからティム・デラックスに至るまでさまざまアーティストからコメントをいただくなど音楽的評価は高い。
06年3月にはアニメ「交響詩篇エウレカセブン」のOPテーマとして使用された「sakura」をリリース。
かの「アメイジンググレイス」を大胆にマッシュアップし話題となり、スマッシュヒットを記録。
6月に3枚目のアルバム「BOY」を発表。ニルギリス独自のミクスチャーセンスは健在でこちらもスマッシュヒットを記録。
11月にはテレビ東京系アニメ「D.Gray-man」のエンディングテーマとして「SNOW KISS」を発表。
その後アルバム「BOY」のREMIX盤「GIRL」を発表。DISCO TWINSら国内勢、クラウドベリージャム、ロンドンエレクトリシティなど海外勢とのさまざまなジャンルのREMIXERが参加し制作されたこのREMIX盤はまさにNIRGILISのあらゆる音楽性を取り込むスタイルをあらわしている作品となった。
「アップデート」はニルギリスとしては初となる映画「渋谷区円山町」のために提供した楽曲。
C/Wに収録の「恋のホームワーク」も同映画の挿入曲として使用されている。
さらにもう1曲のカップリング「ICE KRAFT 4 LIFE」ではN...
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