ドイツはフランクフルトに程近いマインツ出身のブッチは、04年にドイツのPolo RecodsよりDJ Bee-Low名義でデビューを果たし、その後07年にドイツのCraft Musicよりシングル「Falling」でブッチ名義でのキャリアがスタート。同年にCraft Musicの親レーベルであるGreat Stuff Recordingsより発表した「On The Line」がヒットを記録。オリジナルの他に収録されたOxiaやPig & Danら人気のクリエイターらによるリミックスも話題となりBeatportのチャートではトップ5入りを果たした程。そして翌08年にAcid Fuckers Unite(A.F.U.) Limitedから大胆にも<スーパ―マリオ>の効果音をサンプリングした「Mushroom Man」をドロップ。これが話題となり一気にその知名度を上げ、ヨーロッパ各地へと精力的なDJ活動もスタートする。一方で積極的な制作活動は止まることを知らず、Trapezを筆頭に新興レーベルBouq.、オランダのニュースクール・ハウス・シーンを牽引するArearemoteや姉妹レーベルのBangbang!、そして人気実力共に充実期に入ったCecilleといったシーン最前線の良質なレーベルより続々とリリースを続け、07年より現在までに20タイトルを超える脅威のペース。中でもディスコ・フレイヴァーな作品となったBangbang!からの「Super Fulluf Disco Stuff」シリーズが現在注目を集めており、先日発表された第2弾では、あの巨匠Roy Ayersの名曲“Running Away”をサンプリングしたファンキー・グルーヴのディスコハウス“Life”を発表しテクノ、ハウス両サイドから熱烈な支持を集めている。