11.11 (Fri)
Jazzuのパーティでは、普段、エレクトロニック・ミュージックとなんの関係もないような人々もたくさん踊っているんだ。」 大阪府出身のjazzu de osakaこと中村靖彦は、2005年よりドイツ・バイエルン州のWürzburg(ヴュルツブルク)を拠点とし、プロモーター、DJとしての活動を本格的に開始。元々はRainer TrübyやJazzanovaが提唱した音楽、あえて言うのであれば、NujazzやBrazilian Music,Trip Hop, Down Beatに影響を受け音楽活動を開始した。 しかし、後々の盟友であるJohannes Albert (WHITE rec. / Frank Music – Berlin)との出会いと交遊が、新旧問わずよりよい音楽を求めて共に日夜VinylをDigするきっかけとなり、DiscoやDeep Houseが彼の音楽の重要なテーマとなっていき、彼の音楽を形作るものとなる。彼とJohannesのレギュラーイベント"Voyage"では、当時フランケン地方の中都市にとっては新しい形のイベントであったダンスフロアに彼等の斬新なサウンドが次々とドロップされていった。 加えて、彼は世界中での数多くの旅先や様々なアーティスト達と出会うことで、自身の音楽のスタイルに深みを与えることができた。そして、何よりも、1人の日本人として、様々な街や国々、そして世界中のクラブで得た感覚を、地元フランケン地方のクラ バー達に伝えようとしてきた。 そのかたわら、彼のスタイルは、ディスコ、ソウル系のレコードだけでなく、どんどんと新しい音源を取り入れたスタイルに変化していく。Deep Houseを主に、Discoやジャジーなグルーヴのテイストを持つもの、他のジャンルでもうまく調和し混ざり合うものをミックスし、 Würzburgのクラブシーンの傍らを形作っていった。今や地元Würzburgでは伝説となっているクラブPleicher Hofでの"Disco Nova"や、マイン川沖に浮かぶボートクラブDas Bootでの”Riverside Groove”といった彼のマンスリーシリーズは着実に支持を集め、国際的なDJ達も数多くプレイしている。...
More Biography