ラウンジ・リザーズ、エルヴィス・コステロ、ソロモン・バーク、トム・ウェイツ、カエターノ・ヴェローゾ、矢野顕子など、あらゆるミュージシャンに重用されてきたNYが世界に誇る鬼才ギタリスト:マーク・リーボウ。現在も様々な名義を使い分けながら活躍するリーボウが、ここ10年でもっとも力を入れているのが、このアヴァンギャルド・ロック・トリオ:セラミック・ドッグだ。ルー・リードやローリー・アンダーソンなどと共演してきた伝説のマルチ奏者:シャザード・イズマイリー、ジャズからロックまで引っ張りだこの気鋭ドラマー:チェス・スミスとの熱きトライアングル――これは「プロジェクト」ではなく、れっきとした「バンド」だとリーボウが宣言するとおり、政治や社会腐敗への激しい怒りと比類なき実験精神、そしてユーモアを原動力とした3人の演奏は、いつも予測不可能な爆発的エネルギーを生み出す。2018年、セラミック・ドッグ名義では5年ぶりとなる3rdアルバム『YRU Still Here』をリリース。