ヨーロッパ随一の人気を誇るバスクのREBEL MUSICバンド、ESNE BELTZA(エスネベルサ)。ESNE BELTZAは元々FERMIN MUGURUZAのバックバンドを務めているメンバーが、FERMINの活動と平行して始めたバンドで、その圧倒的な演奏力はアルバムが発売される前から話題になっていた。主にPATCHANKA、SKA、REGGAE、HIP-HOP、LATIN、CUMBIA、ROCK、DRUM 'N'BASS等をブレンドさせたメスティソ音楽を軸に、バスクの伝統楽器トリキティシャを重ねるというスタイルを得意としている。ESNE BELTZAの中心メンバーであるトリキティシャ奏者のソラーノは、トリキティシャの世界大会で連続優勝を果たした実力者。観客の視線を一気に惹きつけ、ストリート音楽とバスクの伝統音楽を絶妙にクロスオーバーさせるカリスマティックなプレイは、一見の価値あり。2009年に1stアルバム「Made in Euskal Herria」をリリース。同年初来日公演を行い、RADICAL MUSIC NETWORK、フジロックフェスティバルに出演。フジロックではオレンジコート、カフェドパリ、木道亭と複数のステージでパフォーマンスを行い、大勢のファンにベストアクトに選ばれるほどの素晴らしいLIVEを披露した。翌年にはアルバム「Noa」と「esnesaltzailearena」を発表。「Noa」はESNE BELTZA名義で1stアルバムと同様のメスティソ系の楽曲が多いアルバムであったが、「esnesaltzailearena」はESNE BELTZAをよりアコースティックにした、バスクの伝統音楽を際立たせたスタイルのESNE ZOPAK名義で制作。ロックバンドの域を超越した芸術的な作品で、日本を含む世界の音楽シーンに衝撃を与えた。その後、2012年に「Freedom 3 Kolpetan」を発表。続いて2013年に「Gora!」、2015年に「Esna」、2016年に「Esna 2」をリリース。この「Esna」と「Esna 2」は彼らの壮大な世界観を表現した二部作になっており、楽曲は勿論、アートワークも共通のテーマに沿って創作されている。ESNE BELTZAのお家芸とも言えるトリキティシャmeetsパチャンカは健在。更にRUMBA CATALANA、南米のCUARTETOのリズムを積極的に取り入れており、新しい彼らの一面を垣間見る事が出来る。これまでにFERMIN MUGURUZA、LA PEGATINA、MANU CHAO、CARIBBEAN DANDY、BOIKOT、EKD、RUDE Hi-Fi、渡辺俊美、TURTLE ISLAND、浅草ジンタ、RUB-A-DUB MARKET等と共演。バスクのみならず世界中にファンを増やし続けている。今回なんと、9年ぶりにフルメンバーでの来日が決まった絶好調のESNE BELTZA。フジロックとRADICAL MUSIC NETWORKにも出演が決定。泣いて笑って歌って踊れるバスク音楽の最高峰、ESNE BELTZA伝説再び!