フレンチテクノ界の大御所Laurent Garnierが、Benjamin Rippert & Scan Xと共に新しく始めた『L.B.S』という新プロジェクトでライヴ&DJを始動。
「L.B.S」とは……
Laurent + Ben + Stephane
Live Booth Sessions
Loud Bass & Samples
などなど、さまざまな意味を込めた3つの頭文字から命名。
Laurent Garnierいわくオープンマインドで、即興性があり、興味深いことをやる。
そしてDJだけじゃなく、ライヴだけじゃない、新しいプレイスタイルを確立するために、自分以外のメンバーにBenjamin Rippert & Scan Xを招き、それぞれDJ機材やキーボードなどの担当に分かれてプレイします。最新アルバム、「Tales of Kleptomaniac」ライヴツアーを終え、たどり着いた新たなるコンセプトがこのL.B.Sである。
『18ヶ月に及ぶライヴツアーの中で、DJをするときにしかえられなかったような楽しみを得ることが可能なのだということがわかったんだ。ツアーを進めるうちに、僕たちは非常にオープンなスタイルのパフォーマンスをデベロップしていった。双方向的で、即興的、そして自分たちの表現 力を最大限に発揮していく…。それらはDJをするときにしかできないと思っていたんだ。ライヴで大きなフェスティバルばかりで演奏していくうちに、押さえきれないほど、ルーツに(クラブとレコード)戻りたくなった。だけど、自分ひとりでターンテーブルの間でプレイするのには抵抗が あった。自分の曲いがいにも他の人の曲をプレイできないものか、別の曲を組み合わせて一曲にしてしまうのはどうだろう…。20年以上のDJ キャリアの後、僕はさらに先に進む必要があったのだ。今、DJたちをみると退屈しているかにさえ見える。L.B.Sのアイデアがでてきたのは ごく自然なことなんだ。自分の作品の新たな1ページにするだけではなく、クラブにきている人たちにまた新しく、これまでと違うエクペリエンス を与えることができたら、と思っている』。世界中のベストクラブで、L.B.SはDJセットにみられる多様性と柔軟性をライヴ演奏の表現力と融和させる。二つのターンテーブルと、フェンダーローズやその他キーボードやその他の機材を用いた、有機的な4時間セットはダンスフロアをきっちりとロックする。『DJとライヴのフィーリングを行き来するような何かを創りたいと思っている。但し、フェスティバルよりはもっとお客さんに近づきたい。L.B.Sではクラウドに未来のライヴスタイルを魅せていくつもりだ。ダンスフロアは正直だからね。ベンジャマンとスキャンXと3人で、次の ツアーの楽曲や、リリース前のトラックなどを演奏するつもりなので期待してほしい』
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