Mixtribe
Photographer/DJ
国内外フェスパーティーカメラマン&DJとしてグローバルに活動中
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手段にして目的である速度。その無前提の、無目的の衝動をEDMの深層水脈に探知するダウジングセンスは、音圧に身を委ねるクラウドにとって切実な問題だ。ヒッグス粒子が複合粒子である可能性が予感される2013年、Mixtribeのミックス(それはスピンの複合粒子、そうだろう?)はフロア戦略上の重要な参照点を提示し得ている。
彼のPowdery & Massiveな音粒遊戯はサイケデリックかつエクスタティックな「世界の車窓から」のフラクタルサウンドスケープさながらであり、クラウドはフロアの垂直移動を体験する。
世界は変わった、最近そう感じることの多い人はMixtribeに目的地を訊くような野暮はしないだろう。
YMOを目覚ましの曲にセットしていた幼少期から不惑40年も踊りつづけている根っからのテクノフリーク。セカンド・サマー・オブ・ラブ明けの90年代初頭よりDJ&LIVE活動をスタート。テクノ〜ハウス〜トランスカルチャーを網羅したストーリー重視のプレイスタイルである。2000年Buruzi名義でドイツ、アメリカよりオリジナルトラックをリリースなど海外とコネクションを広げていった。クラブやライブハウス、ときには古代遺跡での音楽祭など多くのイベントを主催。2009年よりMixtribe名義で写真家活動を開始。サード・サマー・オブ・ラブを予感し、フェスティバルカメラマンとして海外のビッグフェスを撮影。DJとしても大阪を中心にジャンルにとらわれないプレイで活動している。
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