ジャングルと聞いて、ピンとくるのは
ジャングル大帝?
JUNGLE BROTHERS?
リリックスだと
It's like a jungle sometimes,it makes me wonder
とかね。
いろいろありますが、
俺らがやってるジャングルというのは、
UK発祥のダンスミュージック、ジャングル。
H Jungle with t?
YESでもあるが、NOでもあります。
なぜなら、彼らは止まったが俺らは止まっていないから。
圧倒的な破壊力と熱量を誇り、荒削りな高速ブレイクビーツと
百戦錬磨のタフな極太ベースラインで縦に横に揺らし、人々に眠る
本能に火を点けるサヴァイヴァル・ダンス・ミュージック=≪JUNGLE≫。
って書くとカッコイイ風でしょ、ジャングルって笑。
でも、基本、踊って何ぼの世界なので、実は何も考えてないかも。
つまりは、音に身をゆだねて自由に踊る(動く)のに最高な音楽です。
ジャングルはイギリスでレイヴミュージックから派生して、さまざまなクリ
エイターたちの出自の音楽(レゲエ、ヒップホップ、ジャズ、テクノ、パンクなど)を
背景に、いろいろなジャングルが生まれました。
それは今のダブステップと同じく、無限大に広がったのです。
今では、UKだけでなく、自分の知る限りだとアメリカ、フランス、ドイツ
スペイン、カナダ、ロシア、チリ、ブラジル、オーストラリア、南アフリカ
台湾、日本などなど、国境を越えてクリエイターやDJ、MCがいます。
そう、ジャングルは過去のものではなく、現在進行形。
ドラムンベースとジャングルの違いは?
(全てではないという大前提で)ドラムンベースが“線”ならば、
ジャングルは無数にある“点”をつなげていく感じ。
到達地点は同じでも、行き方が違うのです。
ベースライン。
超速いビートでの重低音。究極、ウワモノすべてが消失し
ベースラインだけが聴こえる感じにも至ってしまう魔力を持つ。
爆音で体感してナンボの音世界!
そして、ビートの刻み。
曲それぞれのブレイクビーツの“刻み”を楽しめるのも醍醐味。
ドラムの「フラムとゴーストノート」「パラディドル」。
いろいろあるブレイクビーツミュージックの中で、
顕著に刻みが多い(多すぎる!)のがジャングルだと思う。
刻んでいこう!
JUNGLE PARTY【Tribal Connection】
at HOME,Shibuya TOKYO
2009.11.22 SUN 23:00start