先週末11月14日(土)、台湾・台北にて「ULTRA Taiwan 2020」が開催されたが、それに際し「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に違反したとして、出演した DJ に台湾ドル10,000 NT(日本円約:37,000円)の罰金を課したと台湾の "Central Epidemic Command Center(中央感染症指揮センター)" が発表した。


同センターの代弁者 Chuang Jen-hsiang 氏は、台北で行われた記者会見にて「この法律に違反した内容は、バックステージに設けられた共通エリアにて食事をとったり、リハーサルを一緒に行っていた」というものだ。また、海外アーティストは、台湾に到着後14日間の隔離生活を余儀なくされており、更に「1部屋につき1名のみ」といった規則を課せられていたが、この規則にも違反していたと発表。

Alesso(アレッソ)、KAYZO(ケイゾー)、Slander(スランダー)、Vini Vici(ビニビチ)の4組、合計5名が「マスクなしで室内に集まっている様子」を写した動画が SNS に流出したことにより、この違反が明らかになったとのことだ。上記5名のアーティストは、罰金通知を受け取ってから7日以内に罰金を支払うことが定められているとのことだ。未納者は、行政執行書へ移送される。

厳しい措置のようにも思えるが、こういった措置が徹底しているからこそ、台湾は新型コロナウイルスの被害を最小限に食い止められているのだろう。

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