アメリカ・カリフォルニアを拠点とし、VR DJアプリ「Tribe XR」を開発する同名企業の Tribe XR 社は、世界中の若者にインスピレーションと元気を与えるイベントをキュレーションする非営利団体「Amp Ur Room」と提携し、療養のために長期的な隔離生活を余儀なくされている小児科病院の患者である子どもたちが、Tribe XR の VR プラットフォームで DJ を学ぶことができるプログラムを、全米の小児病棟で療養により長期的な隔離生活を余儀なくされている患者の子どもたちにも提供することとなった。DJ スキルを学ぶことは、子どもたちにとって創造的なストレス発散と現実逃避になるとのことだ。

元々「Tribe XR」は、新世代のスター DJ を育てるために、業界をリードする高価なハードウェアの必需品をメタバースに導入し、DJ を目指す人々の参入障壁を低くするために開発された VR プラットフォームで、日々のマスタークラスとワークショップを通じて、DJ スキルを学ぶためのものだった。なお、通常、業界標準の機材を使用してプロの DJ になるまでには、数千ドルの初期費用が掛かると言われている。
   
非営利団体「Amp Ur Room」は、子どもたちのための遠隔コンサートやエンターテインメント体験の提供、子どもたちへのメジャーアーティストたちとの交流を促進するイニシアチブも推進しており、病棟のベッドサイドにコンサートや DJ、エンターテイナーを招いて患者やその家族、ミュージシャン側にとっても特別な時間を作り出してきた。

「Amp Ur Room」は、これまでの6年間の活動を通じて、2,000人以上の子どもたちにポジティブな影響を与えてきたとのことだ。
同団体は、以下のウェブサイトから寄付を募っている。

>>「Amp Ur Room」オフィシャルサイトはこちらから