1988年、KOを中心に札幌にて結成。(KOはライブハウスKLUB COUNTER ACTION/STRAIGHT UP RECORDSの創立者にして、海外ツアー/海外リリースなど、積極的な活動を続けるシーンのアイコン的存在の1人でもあり、近年では写真集「ROCKERS TATTOO(裏表紙)」、「ROCKERS TATTOO-3」、「実話ナックルズ(表紙)」などでも紹介されている)。 1ST ALBUM発売後の97年頃より海外バンドとのツアーや、札幌への招聘など盛んに行うようになり、カウンターアクション主催のイベント「POWER STOCK」には当初よりHi-STANDARD/BRAHMAN/HUSKING BEE/など様々なバンドが出演。 SLANGはそのほとんどに出演し、現在でも続くそのイベントと、カウンターアクションの盛んな招聘活動によって札幌シーンの礎を築いてきた。 1995年、デモテープ発売やオムニバス参加を経て1STアルバムCDを発売(東京/HG FACT)。その後は96年に自ら立ち上げたレコードレーベル「STRAIGHT UP RECORDS」を基盤にレコード/CD制作/流通を開始。97年頃より全国/海外バンドのリリースも手がけるようになり、フジロック参加などでも有名な盟友「THA BLUE HERB」の1STアルバムもCD化。その爆発的ヒットにより、パンク/ハードコア/ヒップホップ/など様々なストリートの音楽の共存/在り方を全国に知らしめ、以降はスラングの作品ほとんどが(海外版をのぞく)ストレートアップレコーズよりリリースされている。 現在カウンターアクションは6つのレーベルを抱え、今なお札幌から世界に向けての発信を行い続けており、そのリリース数は250タイトルを数える。スラングの3rdアルバムより海外版のリリースにも積極的で、3rd〜5thまでアメリカ/ヨーロッパ/アジア圏とレコード/CD/カセットと各種ライセンスリリースされており、2010年にはテキサスで行われたハードコアパンクの一大イベント「CHAOS IN TEJAS」にも招聘され、25カ所におよぶアメリカツアーも敢行された。 これまでにもニューヨーク・ハードコアのゴッドファーザー「AGNOSTIC FRONT」や「MAD BALL」など様々な海外アーティストのツアーサポートを務めて来たが、2009年イギリスの伝説的ハードコアバンドEXTREME NOISE TERRORを招聘してのジャパンツアー、2010年にはこれまた伝説的なハードコアバンドTHE VARUKERSを招聘してのジャパンツアーを行うなど、近年はますますその活動を広げており、2011年には再びEXTREME NOISE TERRORの招聘も予定されてる。 2011年はヨーロッパ版LP/アメリカ版LPリリースをきっかけに、2度目のアメリカツアーを10月から行う。