TRUNCATE [ aka Audio Injection / 50 Weapons / LA ]
90年代初頭にエレクトリックミュージックと出会ったDavid Floresは15才よりDJを始め、南カルフォルニアのローカルクラブやレーベルなどで ハウス/テクノ/アシッド/ハードコアなど多種多様なスタイルでプレイしていた。その後、音楽プロダクションを始めた彼はMonoroid,Stimulus,続いてロサンゼルスの地元レーベルDroid Recordingsでリリースを始める。2003年にはDroid Behavior(ドロイド ビフェイバー)というLAのテクノプロモーティンググループに属し、Droid Behaviorの共同運営者のDrumcellとともにウェアハウスイベントやローカルイベントにおいて精力的に出演を始める。そして2010年、2011年とベルリンBerghainでDrumcellとともにプレイした彼は世界中にその名を知らしめる事となる。2011年の初頭には自らの新たなエイリアス/レーベル(TRUNCATE)をスタート。もっとディープでダークで生々しいテクノを量産しはじめる。TRUNCATE名義でのリリースはいずれも、Modeselektor, Ben Klock, Marcel Dettmann, Chris Liebing, Speedy J, DVS1, Luke Slater, Ben Sims,などがこぞってヘビーローテーションし賞賛を集めている。Droid,CLR,Electric Deluxe,Sleaze,Enemy,Trucate などからのリリースは、盟友Drumcellとともにロサンゼルスという場所とDroid Recordingsをテクノ界でも注目を集める存在にした。日本においてはTorque(トルク)のファーストEP、先日発表されたAnnie Hallのミニアルバム等のリミックスワークにて参加している。よりスパーク性の高いAudio Injection名義とは裏腹に、Truncate名義でのサウンドはLOWを限界まで引き出す漆黒グルーヴ&独特なドラムループ、シンプルだが飽きがない洗練・計算され尽くした真のミニマルサウンドと言えるだろう。昨今ではUSAミニマルシーンのトップに君臨する彼は、最先端の機材メーカー・Native Instrumentsにおいて新製品のデモンストレーションやサンプル音源の提供などを積極的に行い、世界全体のテクノシーンの活性化に関し重要な役割を担っている。...
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