My Digital Enemy。彼らはダンスミュージックシーンにおいて、すぐ最新のハウスミュージックと彼らのアーティスト名が結びつくほど、ここ3年間で巨大な波を起こし続けてきた。
Brighton出身の SergとKieron からなるこの2人組は、様々なプロジェクトに10年以上に渡り携わって来た。
Insomniacとのレーベル契約や、Vegasで行われるEDCに出演するなど、2016年は彼らにとって今のところ一番エキサイティングな年となった。それに加え、BBC Radio 1のDJ/プロデューサーのDanny Howardsのお墨付きのTinkとの新しいコラボ "Nothing Else Matters" を発表。"Clocks"も来る7月リリース予定であり、さらにこの2人組のダンスミュージック界においての露出も増えるだろう。
Toolroom、Stealth、Spinnin、Great Stuff、Vudu、Hotfingers、Skintなどの一流のレーベルからこれまでリリースを重ね、2012年より自信のレーベルである、Zulu Recordsもスタートさせる。この成功をきっかけに彼らの2つ目のプロジェクトである、Vudu Recordsを始めることとなる。
Zulu RecordsとVudu Records両方で、業界の重鎮である、Pete Tong、Annie Mac、Duke Dumont、Fedde Le Grand、Fatboy Slim、Chuckie、Roger Sanchez、Hardwell、Steve Angello、Bob Sinclar、Mark Knight、Cedric Gervais、Axwell、AN21、 Max Vangeli など多方面から指示を得る。2014年には、BeatportにおいてZulu Records Top 10トラックの内2曲でナンバーワンに輝き、Vudu Recordsでも、彼らのTech House楽曲"Shamen"がトップにランクインした。
長年、彼らは多くの楽曲リリースを重ね、"Wrong"などを含む5曲がBeatportトップ10入りを果たし、Crazibizaのリミックス"My Lips”では、その年度Beatportで6番目のセールスを誇った。
2014年はまさにMy Digital Enemyにとって、Danny HowardのBBC Radio 1にて絶大に指示された"Don't Give Up"のリリースで、Beatport House Track of the yearに選出されるなど、彼らのランドマークとも言える1年となった。"Shamen"のリリースに続き、"Desire Life"がリリースされると、Universal Music Australiaを介し世界的に認知され、他の大手レーベルからのリリース、さらには、Australia Tourを敢行することに至る。
その翌年2015年も彼らにとって、世界規模のGigやフェス出演など忙しい一年となった。さらに、オランダの有名レーベルSpinnin' Deepよりリリースされた90年代の名曲のリメイクとなる"On A Ragga Tip" は、瞬く間にBeatport House部門のTop 5へとランクイン。BBC Radio 1 などで、Annie Mac、Pete Tong、そしてDanny Howard などに熱い支持を受け、ロンドンで開かれたBass Music Awardsにおいて、Best Bass House Trackにノミネートされる。
2015年を締めくくったのは、彼らの週刊のラジオ番組がアメリカ全土へと放送範囲を広げたビッグニュースであった。
今までの大成功に引き続き、2016年も様々なリリースやプロジェクトがラインアップしている。彼らのPlastik Funkとのコラボ楽曲 "Back To The Underground Vol.2 EP"がラジオ各局で強烈にプッシュされ、Beatport House Top5へとチャートを駆け上るなど、このBrighton出身の2人組にとって更なる飛躍となる。
BBC Radio 1xtra でのGuest Mixを手がけ、彼らのヘビーでベーシーなブランドは、TinkやMNEKなどを始めとするDJのみならず、世界中の注目の的となった。
日本、ロシア、カナダ、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、さらにはドバイまで至る所でDJを経験し、さらに各方面、各地へと活動の幅が広がる事が予想される事は言うまでもないだろう。特記すべきは、ドイツ、Oldenbora Fes.で10,000人以上のオーディエンスを湧かせた事や、イビザでのToolroom Knights Partyでは、Mark Knightの直前にプレイ、Ministry of Sound の2014年 New Years Eve、カナダのSet Club、そしてポーランドの世界的有名フェス Sunrise Festivalでもプレイした。
My Digital Enemyにとっての"次"はなにか?
彼らのレーベル VuduとZuluが堅実に成長し、引き続き敢行されるツアー、度重なるリリース。 このBrighton出身2人組のプロフィールは、2016年に急上昇するであろう。爆発寸前のMy Digital Enemyから目を離すな!!