昨日は、外出禁止令が出ている国の警察がドローンを使用して違反者への警告を行なっているというニュースをお伝えしたが、更に上を行く驚きの手法で新型コロナウィルス拡散防止を試みている国もあるようだ。

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インドの警察官が考えたとんでもないパンデミック予防法がインターネット上で話題になっている。インドのタミル・ナードゥ州の州都チェンナイの街をパトロールしている警察官 Rajesh Babu(ラジェッシュ・バブ)が、新型コロナウイルスを模したヘルメットを被り、外出している人々に注意を促す姿が SNS に投稿された。
 

現在人口13億人のインドは、ウイルス感染拡大を防止するために21日間の外出禁止令が発動されている。そこで警察官の Rajesh Babu は家にいることの重要性を啓蒙するために、地元のアーティスト Gowtham とタッグを組み紙とヘルメットで作ったコロナヘルメットを作成・着用し、行き交う人たちに注意喚起しているという。


Asian News International の取材に応じた Rajesh Babu は、

「私たちはあらゆる手段を講じていますが、それでも多くの人が外に出ています。だからこのコロナヘルメットでこのウイルスの深刻さを認識させるという措置をとっているんです。今までとは違う試みをしようとした結果です。これを被っていると通り過ぎる人たちにコロナウイルスのことを思い出させることができます」

と語っている。