Gui Boratto (D. O. C. / Kompakt)
サンパウロ出身のGui Borattoは、90年代前半にプロデューサー、エンジニア、演奏家としてそのキャリアをスタートさせる。世界的に著名なレーベルからのリリースを重ねながら、彼は更に自身の全てを音楽に捧げ続け、テクノとハウスの要素とポップさを繋ぎ合わせた彼独自の音楽生を確立していった。
2007年にKompaktよりリリースした1stフルアルバム"Chromophobia"は、その素晴らしいメロディー性と中毒性の高いグルーヴ溢れる内容で即座に大ヒットを記録。世界中から賞賛を集めた。その後も2枚のフルアルバムのリリースを始め、Massive Attack、Bomb The Bass、Pet Shop Boys、Goldfrapp、Mobyらトップアーティストの作品やリミックスを手掛け、2014年には4thアルバム「Abaporu」をリリース。そのエキゾチックで多彩なサウンドで織り成す13曲は、途方もなくキャッチーなメロディーと引き込まれるリズムが豊かに表現されており、彼の初期の作品群を思い出させる傑作となった。既に2014年の夏に大ヒットを記録していた"Take Control"と"Too Late"に加え、アルバムのリードタイトルである"Abaporu"では美しいボーカルと絶妙にチューニングされたギターを巧みに取り入れるなど、今なお成長を続ける彼の新境地を示している。
2013年にはKompaktのディストリビューションの元、自身のレーベルD. O. C.を始動。シンプルでタイムレスな楽曲を世に送り出している。また、近年では素晴らしい才能を持つElekfantzのようなブラジルの新進気鋭のアーティストの発掘とプロデュースにも力を注いでいる。Gui Borattoはこれからも世界のダンスミュージックシーンの中心的存在としての役割を担い、喜んでそのベストを尽くし続けていくだろう。
Born in São Paulo, Brazil, in 1974, Gui Boratto began working as a producer, audio engineer and multi-instrumentalist in the early '90s. After countless licenses from major international major labels, he started dedicating his time to his own music, stringing together various strands of pop-infused techno and house and translating them into his very own stre...
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