Wed, 09 Dec 2020
その音楽性はメランコリックなアンビエントを基調としながらも、轟音ギターのフィードバックサウンドも彼らのトレードマークの一つであり、とりわけライブでの轟音っぷりには定評がある。
結成後間もなく、The Cure, Joy Division, The Jesus & Mary Chain, Pixies, Slint and My Bloody Valentineといった80年代のバンドからの影響を色濃く反映させた音楽性で知られるグラスゴーのインディーレーベルChemikal Undergroundと契約。パンクロックも彼らの音楽性を語る上で欠かせない要素の一つではあるが、それはSex Pistols等に代表される典型的なものとは異なり、チャートを埋め尽くしているありきたりなポップミュージックとは一線を画した音楽性を追求するという、パンクロックの精神面においての影響である。
2004年には彼らにとってのヒーローであるPixiesとThe Cureとツアーを共にする。彼らの音楽はExplosions In The SkyやイタリアのロックバンドGiardini di Miro等をはじめとする、2000年以降の多くのポストロックバンドに多大な影響を与えている。USでのリリース元は名門Matador Records、UKでは自身のレーベルRock Actionから作品を発表している。(レーベル名はThe Stoogesのドラマー Scott Ashtonの改名後の名前であるRock Actionにちなんでいる)
Mogwaiという名前は映画「グレムリン」に登場するキャラクターからとったものだが、メンバーのブレイスウェイトはこう話している。「(名前に)特に重要な意味はないんだ。もうちょっとマシな名前に変えようといつも思っているんだけど、他にやるべきことがたくさんあるから、結局未だ手つかずのままなんだ」
Band members:
Stuart Braithwaite (guitar)
Dominic Aitchison (bass)
Martin Bulloch (drums)
John Cummings (guitar)
Barry Burns (keyboards, flute, guitar, etc)... More Biography