Satin presents: An Evening with Alice City Bossa feat. MontE
1950年代のキューバのハバナは「アメリカ大陸のモンテカルロ」と呼ばれ、当時の最先端の文化、芸術、音楽、食文化、カジノ、リゾートなどがハバナに集まり、世界の富裕層からマフィアのボスまで集まるホットスポットであった。
アメリカ文学の最高峰でノーベル文学賞も受賞したヘミングウェイの『老人と海』も、1950年代のハバナを書いたものだ。
なぜ、ここまで1950年代のハバナは、人を引き付けるのだろうか。もちろん、単にハバナが温暖な気候で、海や街が美しいからではない。それよりも、1950年代のハバナには、あらゆる人種、あらゆる価値観、あらゆる才能が集まり、「差別のない国際社交場というユートピア」があったことが重要なのだ。