時代と共に変化し続ける孤高の存在にして、英国を代表するロック界最重要アーティストの一人。60年代から、その多彩な音楽性をもって創作された、グラム時代を代表する『ジギー・スターダスト』、ベルリン三部作と呼ばれる『ロウ』、『ヒーローズ』、『ロジャー』、80年代を代表する『レッツ・ダンス』などの名盤の数々は、その時代のアートとも言え、全世界トータル・セールス1億3,000万枚以上を誇る。2000年に雑誌NMEがミュージシャンを対象に行ったアンケートで「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」に、2002年にBBCのテレビ番組で「100人の偉大な英国人」に選出される。2013年、10年ぶりの新作にして、ロック史上最大のカムバック作となった『ザ・ネクスト・デイ』でシーンへ帰還。2016年、69回目の誕生日である1月8日に新作『★』(読み方:ブラックスター)を発表、その2日後、18カ月に渡る癌との闘病の末、この世を去った。