Mark-e Riera (Guitar/Vocal)、Miki Santamaria (Bass/Chorus)、Ramon Figueras (Trumpet/Chorus)、
Guillem Boltó (Trombone/Chorus)、Oriol Cors (Drum/Chorus)、Victor Martínez (Keyboard)、
Josep Jaume Rey (Guitar/Chorus).
DOCTOR PRATS(ドクトルプラッツ)は、スペインはテラッサ出身のメスティソバンド。ヨーロッパのレベルミュージック・メスティソ音楽シーンは、FERMIN MUGURUZAやMANU CHAOといった偉大なアーティストを輩出した後長い間均衡状態が続いていたが、DOCTOR PRATSは初めて大きな世代交代の波を起こしたバンドである。その事実を裏付けるような出来事が昨年起きている。スペインで行われた野外フェスに、メインステージはMANU CHAO、サブステージにはDOCTOR PRATSが出演することになっていた。彼らは同時刻にLIVEをスタートしたという。誰もがMANUのLIVEを観に行くだろうと予想していたが、ここで波乱が起きる。MANUのLIVEが2万人の動員だったのに対し、DOCTOR PRATSは5万人を越える集客を記録したのだ。この事から、オーディエンスのDOCTOR PRATSに対する関心と期待の高さをうかがい知ることができる。気持ち良いほど素直でやんちゃ。ほとばしる若さとエネルギー。鮮やかに輝くニュージェネレーション。DOCTOR PRATSのLIVEを観た観客は、まるで魔法にかけられたかのように7人のメンバーに魅了されていってしまう。1stアルバム『PATATES AMB PEIX』は1万5千枚の売り上げを記録。2016年春に発売された2ndアルバム『AHAM SIGAH』は2万5千枚を売り上げ、エンデルロックでベストソング賞を受賞している。年間130本のギグを行い、そのうちの7割は野外フェスに出演している今まさに旬のDOCTOR PRATS。彼らの最大の魅力は、メンバー個々の演奏力の高さもさることながら、オーディエンスを盛り上げることに特化したユーモラスなステージングにある。スカ・ルンバ・クンビア・バルカン・パンク・レゲエを自由にフュージョンさせ、キャッチーで踊りながら楽しめるサウンドを日々追求している彼ら。CDに収録されている曲をLIVEではかなり編曲しており、何度か彼らの演奏を観ると毎回アレンジが違っている事が分かる。これは彼らが聴衆を楽しませるにはどうしたらよいかを真剣に追い求めた結果だといえる。ちなみに、DOCTOR PRATSのベーシストのミキはスラップベースの天才プレーヤーとして世界的に有名で、彼のビデオはYOUTUBEで250万という驚異的なアクセス数を叩き出している。ミキの芸術性の高いプレイも特筆すべきこのバンドの長所である。過去にはFERMIN MUGURUZA、TXARANGO、DUB INC、LA GOSSA SORDA、LA PEGATINA、CARIBBEAN DANDY、ITACA BAND等と共演。2017年はハンガリー、スイス、英国公演も決まっている。今回、ファン待望の初来日が決まったDOCTOR PRATS。日本最古のレベルミュージックイベント「RADICAL MUSIC NETWORK」と日本最大の野外フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」にも出演が決定。ついに世界最先端のメスティソ音楽の全容が明らかになる!