東ドイツ出身。国家統合を機にテクノに触れ、DJを開始。〈Berghain〉の前身であるゲイクラブ、〈Ostgut〉にて99年からレジデントを務める。2006年には〈Ostgut Ton〉や自ら立ち上げたレーベル〈MDR〉から12インチをリリースし始め、世界各地でカルト的な支持を集める。フィーヴァー・レイやモードセレクター、スキューバなど多数のリミックスを手がけ、2008年にはミックスCD『Berghain 02』、2009年にファースト・アルバム『Dettmann』を、2013年には『Dettmann II』を発表。DJとしてもプロデューサーとしても、ベルリン・テクノを復興させ、再定義した一人として不動の人気を確立。2013年にはベルリン州立バレエ団とのコラボレーション『MASSE』に参加したり、昨年はミックスCD『Fabric 77』を手がけた他、シングル「Seduction」のショートフィルムを制作するなど、さらなる活動の幅を広げている。