日本・沖縄県出身。10代でグループとしてアーティストデビュー、瞬く間に数々のヒット曲を生み出し日本の音楽史に名前を刻む。1995年には早くもソロデビューし、ファーストシングルが70万枚、ファーストアルバムはミリオンセラー。当時女性ソロシンガー最年少で日本を代表する歌番組「紅白歌合戦」出場を果たす。更に、若い女性を中心に安室奈美恵のファッション・ヘアスタイル・メイクなどがブームとなり、社会現象となった。
1996年にリリースしたAL「SWEET 19 BLUES」では、当時の史上最高記録となった初回出荷枚数305万枚という偉業も成し遂げる。また、当時史上最年少記録での国内スタジアム公演も成功に終え、さらにソロアーティスト史上最年少でレコード大賞も受賞した。 1997年にはSG「CAN YOU CELEBRATE?」がダブルミリオンを記録、この年、日本国内で最も売り上げたCDとなった。同時に、邦楽女性ソロアーティスト歴代1位のシングル売上となり、現在もなおこの記録は破られていない。その後も、当時の10代アーティスト史上初のシングル・アルバム総売上2,000万枚突破、さらに全国4大ドームツアーの成功(約30万人動員)、海外ライブイベントへの出演など、J-POPシーンを牽引するアーティストとなった。
2003年以降は、「SUITE CHIC」などのコラボレーションプロジェクトを通して音楽の幅を広げ、「MTV Video Music Awards 2003」では "BEST COLLABORATION賞"をSUITE CHIC名義で受賞。翌年04'には初のアジア単独公演(台湾で2日間13,000人動員、韓国で3日間25,000人動員)を開催。「MTV Video Music Awards 2005」ではアジア最優秀パフォーミング・アーティスト賞を受賞した。同年に開催された「MTV ASIA AID」(タイ)には日本を代表しパフォーミング・アーティストとして参加。
2005年にリリースしたAL「Queen of Hip-Pop」では、日本国内の芸能人プロモーションでは世界初となる"ピンクパンサー"とのコラボレーションが実現して話題に。2006年にはミュージックビデオ(以下MV)でジャネット・ジャクソンらのコリオグラファー"シャーネット・ハード"が振り付けをしたことでも話題となった「CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK」を発売。
2008年には、3つの年代を楽曲・映像共にリメイクした"Fashion x Music x Vidal Sassoon"キャンペーンソング「60s70s80s」をリリース。世界的に活躍するスタイリスト/パトリシア・フィールド、ヘアスタイリスト/オーランド・ピタとのコラボレーションは、楽曲とともに、MV、TV-CMも注目を浴びた。同年6年振りとなるBEST AL「BEST FICTION」を発売し、6週連続でオリコンウィークリーチャート首位を獲得。この6週連続首位記録は14年8ヶ月振り、女性ソロ・アーティストでは28年7ヶ月振りの快挙となり、後に170万枚を超えるセールスを記録(同年の「日本レコード大賞」で最優秀アルバム賞を受賞)。また、10代に発売した「DANCE TRACKS VOL.1」「SWEET 19 BLUES」「Concentration20」、20代に発売した「181920」に続いて、30代でもミリオンセールスを記録したこととなり、日本国内アーティスト史上初の"3年代"続けてのミリオン突破となった。このアルバムを引っさげて行われた全国アリーナ・ツアー『namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009』は、海外を含めると4度の追加公演(台湾・上海含め全64公演)を発表し、日本人女性ソロ・アーティスト史上最多動員数となる約50万人を動員(後に発売した同ツアーのLIVE DVDでは女性アーティスト歴代トップとなる初動売り上げを記録)。
2009年末に発売したオリジナルAL「PAST