恵比寿と代官山の間というスタイリッシュなエリアにあるユニークなバー、「M EVENT Space & Bar」。気軽に通える雰囲気とインテリア、そして日本人も外国人も多く集まる場として人気のお店だ。ファッションショーからライブ、DJイベント、アート展、インディペンデント映画上映会まで常に様々なイベントが催されており、多くの感度の高い人たちが足を運んでいる。

ちなみに「M EVENT Space & Bar」のMは、同店の経営に携わる佐藤ジュリアン氏、佐藤研二氏、米田憲史氏が所属するアートやイベントの企画・運営会社「Mugenkai Communications」のMをから取られており、「限界のないコミュニケーション」という意味が込められている。

「企業向けのイベントオーガナイズやプロモーション業を3人で一緒に始めたとき、お店のアイデアは生まれました」とオーナーの佐藤ジュリアン氏は語る。「様々なイベントを企画していく中で、東京のナイトライフに何かが足りないと感じていました。それはアーティストたちが面白いと思うことを自由に表現するのに、アレンジが簡単で使いやすいオープンスペースだったんです」

同店には、音響設備にDJブース、プロジェクター、可動ステージなどイベント開催に必要なものが備っているが、ユニークなのは卓球台があること。この卓球台はバーの営業時間に無料で使うことができるので、ちょっとお酒を飲みながら友人たちと楽しく騒ぎたい時などにはもってこいかもしれない。

また同店では、イベントのオーガナイザーやプロデューサー向けに、「青空デリ」のケータリングサービスも仲介しており、同店でのイベント開催のプランニングと共に提供を行っている。

バーの方ももちろん充実。豊富な種類のカクテルを揃えているが、中でもおすすめはモヒートと'Mugenkai カクテル’だ。また、シャンパン好きの方であればフランスの珍しいシャンパンブランド「モノポール シャンパン」を置いているので、ぜひお試しあれ。フードメニューは基本的にないが、代わりに持ち込みが可能となっている。この場合、お皿やナプキン、ナイフ、フォークなどを300円で提供してもらう仕組みだ。

アートと音楽をお酒と共に、肩肘張らず楽しめる「M EVENT Space & Bar」。足を運べば、常に何か新しい面白いものが待っている。常連になりたいと思わせるお店だ。