シンガー、ソングライター、プロデューサーとしてはもちろん、ファッション/カルチャー・アイコンとしても世界にその名を知らしめるスーパー・マルチ・アーティスト、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)がこの度コロムビアへレーベル移籍、ソロとしては8年ぶりとなるニュー・アルバムを2014年にリリース予定であることを発表した。

今年2013年は、ファレルが関わったダフト・パンク「ゲット・ラッキー」(ヴォーカルとして参加)、ロビン・シック「ブラード・ラインズ」(プロデューサー/作曲/ヴォーカル)が世界的に大ヒット。GQマガジン「メン・オブ・ザ・イヤー」号では“ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー”に選出され、Googleの2013年を統括するムービー「Google Zeitgeist」にもダフト・パンクとの映像が起用、さらに第56回グラミー賞では通算3度目のノミネートとなる「最優秀プロデューサー」部門の他、主要部門である「年間最優秀レコード」部門でダフト・パンク「ゲット・ラッキー」とロビン・シック「ブラード・ラインズ」でのダブル・ノミネートや、「年間最優秀アルバム」部門でダフト・パンク『ランダム・アクセス・メモリーズ』アルバムなど、関連作品が計7部門にノミネートされるなど、まさに2013年はファレル・ウィリアムスの年だったと言えるだろう。

最近公開されたComplex Magazineのインタビューによると、このアルバムではラップしないと述べています。レーベル移籍第1弾となるシングルは、ファレルが音楽に携わった2013年公開のアニメ映画「怪盗グルーのミニオン危機一発(Despicable Me 2)」サントラにも収録されている「ハッピー」。つい最近、この「ハッピー」で、マジック・ジョンソン、スティーヴ・カレル、ジミー・キンメルらがカメオ出演した、世界初となる24時間に及ぶミュージック・ビデオを発表し世間を驚かせたばかりだが、2014年に予定されているニュー・アルバムにも、この「ハッピー」が収録される予定だ。