88年ぶりに米大統領が歴史的なキューバ訪問！これを記念し、Major Lazerの歴史的キューバ公演を振り返る

先日、オバマ大統領が実に88年ぶりとなる米大統領キューバ訪問という歴史的イベントを実現させた。
これにより、昨年から決行されたアメリカのキューバに対する経済制裁の停止や互いによる経済交流が更に象徴されることとなった。

ハバナは美しい。広告、ビルボードも街を汚さない、マインド汚染のない街。-by Diplo

この国交回復により、ローリング・ストーンズの無料コンサート開催も決定した。このように、音楽により国交を回復させるという動きは大きい。
すでにその挑戦に出ていたのが、Major Lazerである。彼らは歴史を変えるイベントを3月6日に開催していたのだ。
この上空映像からもわかるように、キューバ市民が音楽で一つになる歴史的瞬間を味わうために何と40万人が集結。
 

キューバ・ハバナのメインコンコースにて、3人のDJが歴史を塗り替えた。Diploにとってもキャリア史上最も大切なショーと話している。
Diploは音楽についてこう言っている。

音楽は、はっきりしている。彼らはMajor Lazerを知らないかもしれないけれど、音と音楽で繋がっている。

彼らは、アメリカとキューバの国交回復以来、初のアメリカ人音楽グループとしてキューバで公演を行うという歴史的瞬間を刻んだのだ。
また年間300以上のショーで世界中を回るDiploは今回のキューバ公演の重要性をこのようにコメント。
 

まだダンスミュージックのような音楽が新しいものである、キューバのようなところでプレイすることに意味がある。だって彼らが今後、その音楽を変えて、時代として担って行くから。ハバナ・インド・パキスタンにいる子供たち。彼らこそがこの音楽をニューレベルに持ってくるのだ。