Facebookは7月5日、音楽配信サービス上からFacebookに音楽をシェアし試聴できる機能「ミュージックストーリー(Music Stories)」を日本で提供開始した。すでに米国などで提供されていた機能だが、ついに日本でも利用可能に。これに合わせて、国内音楽配信サービスのAWA®、dヒッツ® powered by レコチョクもミュージックストーリーに対応を開始した。

ミュージックストーリーは、本機能に対応した外部の音楽配信サービスからFacebookに楽曲やアルバムをシェアすると、その楽曲やアルバムがビジュアル豊富で操作のわかりやすい形式でFacebookに投稿され、これを見た友達はニュースフィードから離れることなく1曲あたり30秒間の試聴ができるという機能。 各音楽配信サービスのモバイルアプリなどから楽曲・アルバムのシェアができ、またシェアされた楽曲の再生はデスクトップウェブ、Facebookアプリから可能。
 

試聴楽曲はシェア元の音楽配信サービスから提供される。ニュースフィード上で試聴した楽曲を気に入った場合は、Facebookの「保存」機能で楽曲リンクの保存をしたり、シェア元の音楽配信サービスでのストリーミング視聴や、楽曲の購入も可能になる。また、iOS版アプリ上では、楽曲再生中にスクロールしミュージックストーリーの投稿が表示されなくなっても、小さなプレビュー画面が登場し、聴き続けられる仕組みになっている。

サービス開始に際し、アーティストやメディアもミュージックストーリーを活用した様々な展開が可能となる。例えばAWA にはプレイリスト機能があるため、アーティスト自らが再生回数上位ランキングリストや、ライブでのプレイリストなどを、ミュージックストーリー形式で自身のFacebookページから紹介できるようになる。