1995年にイギリスにて結成したDJデュオ/プロデューサー=ケミカル・ブラザーズは、自身の力で確立させた“ダンス・ロック”というジャンルの第一線を常に走ってきた。大の親日家である彼らは、これまで何度も来日を果たし、フジロックやサマーソニックにもそれぞれヘッドライナーとして出演するほどの人気っぷりだ。
 
昨年サマーソニック出演の為に来日したことが記憶に新しい彼らだが、日本のファンが長年切望していた来日公演が遂に決定した。10月に、横浜と大阪で彼らのライヴをじっくり堪能できる機会が訪れることを記念し、全英初登場1位を獲得した8枚目のスタジオ・アルバム『ボーン・イン・ザ・エコーズ』の日本独自企画盤の発売が決定した。商品は2CD構成で、1枚目にはオリジナルの同タイトルのアルバムが収録されており、2枚目のCDには、これまでリリースしたことがない新曲「C-H-E-M-I-C-A-L」が世界初CD化されるだけでなく、同アルバムからの大ヒット・シングル「ゴー feat. Qティップ」や、あのベックが客演した「ワイド・オープン」などの名リミックスが数々収録されている。日本を愛してやまないケミカル・ブラザーズだからこそ、実現できた来日記念盤と言えるだろう。
 
“ケミカル・ブラザーズとシスターズ”には、是非『ボーン・イン・ザ・エコーズ ~ジャパン・スペシャル・エディション』をじっくり聴きながら、来日公演に備えて欲しい。