音楽シーンの流れを大きく変えた名曲「We Found Love」のリリースから5年が経った。この一曲を機に世界中で「EDM」というフレーズが一般的になり始め、ULTRAのような歴史あるダンスミュージックフェスティバルでもエレクトロサウンドの人気が顕著になってきた。
 

いわば音楽史の分岐点としての役割も担ったこの曲から5年経ったCalvin Harrisの心境はどのようなものか。Apple社のラジオチャンネル「beats 1」の人気MC、Zane Loweの番組に出演したCalvin Harrisは今後の展望を語っている。
 

Calvinは「We Found Love」のリリース前までは自分自信がボー彼を務めていることが多く、最近ではあまりボーカルを担当しないが「Summer」や最新曲「My Way」ではボーカルを自分で担当している。そのことについて
以前、Pharrellが発声について話してくれたんだ。多くの人が僕にまた歌ってほしいと説得してくるし、彼もまたその1人。と、ファンの間ではCalvin自身が歌うことへの需要が高まっていることについて話していた。また、「今後はツアーを減らし、制作に集中したい」とも語っていた。
 

エレクトロシーンの第一線を走るCalvin Harrisは、原点回帰の方向を目指しているようだ。