ULTRA JAPANでもプレイ回数の多かったMike Perryの楽曲「The Ocean」。
この夏らしい清々しい一曲にフィーチャーされたのが、今注目されているスウェーデンのシンガーソングライターShy Martin。
 

彼女は、それ以降アルバムをリリースしたTritonialの楽曲にも参加し、最近では、Disco FriesとShanahanのコラボ曲にもフィーチャーされた。
「Is It Over」は、夏らしいエネルギーを感じ取る事の出来る曲となっており、TritonialのレーベルEnhanced Musicよりリリースされた。
 

この楽曲がこれだけボジティブな感情が込められているのは、両アーティストの私生活が影響していた。
今回のコラボ曲を制作中に、Shanahanは結婚し、Disco FriesのメンバーNickは、初めての子どもとなる息子を奥さんとの間で授かったのだ。このように、プライベートでの幸せな出来事が彼らのSkypeとSpliceを駆使した楽曲制作を大いに影響したようだ。

ここで、まだDisco FriesやShanahanを知らない人のために、彼らのことを紹介しよう。

KrewellaやTiëstoの楽曲に作詞提供もしてきたDisco Friesとは？

RadioheadやDr.Dreをインスピレーションの源に音楽のキャリアを歩むこととなったアメリカ・ニューヨーク出身のデュオプロデューサー。
Disco Friesという名義も何ともポップであり、私生活でもフライドポテト（Fries）を気に入っているようだ。
 

バークレー音楽大学の学生という背景を持ち、そこからEDC Las Vegasの舞台に立つまで成長を遂げる。Krewellaの「Live For The Night」やTiëstoのスタジオアルバム『A Town Called Paradise』には作詞提供として作詞家としてもクレジット表記されている。
彼らは、Sirius XM BPMにて自身のラジオ番組「Lift Off」を放送したことをきっかけに、アメリカ内のメインストリームへとその名を浸透させた。2年前までは無名だった彼らは、Spotifyで月間100万人のリスナーという記録も達成し、記念にハウスパーティーというテーマでのプレイリストを公開。
 

Spotifyで250万回の再生楽曲をリリースしたShanahanとは？

彼の名前を知っている人はあまりいないかもしれないが、Tritonialのレーベルの所属するShanahanは、Hardwell、KURA、Tritonial、Breathe CarolinaやAPEKなど様々なアーティストと一緒に活動してきた。
彼のキャリアで注目された楽曲と言えば、Breathe Carolinaとの「Stars & Moon」であり、アメリカのラジオ局Sirius XM BPMで９ヶ月にも及び放送され、Spotifyでは250万回以上の再生を果たす。
 

最近では、Alan WalkerやBrillzもスペシャルゲストとして発表しているTritonialのアルバムを引っさげたツアー「Painting With Dreams Tour」への同行も決定。
 

今回の楽曲制作の経緯を両アーティストは公開しており、どちらのアーティストもJauzやThe Chainsmokersなどにも見受けられるオープンな姿勢を見せている。