全世界トータル・セールス4,000万枚以上、グラミー賞3冠、キャリア25年以上の“キング・オブ・R&B”ことR.ケリーが通算14枚目となるスタジオ・アルバム『12ナイツ・オブ・クリスマス』を本日リリースした。自身初のクリスマス・アルバムとなる本作は、全曲本人書き下ろしの新曲で、すべての楽曲テーマは“クリスマス”という前代未聞の内容となっている。



R.ケリーは92年に“R.ケリー&パブリック・アナウンスメント”としてメジャー・デビュー後、93年にソロ名義で『12 Play』を発表。以降セクシャル&センセーションなリリックと極上メロディーで一躍“時代のR&Bセックス・シンボル”に。数々の大ヒット曲を送りだし、昨今ではブルーノ・マーズ(「ゴリラ」リミックス)、レディー・ガガ(「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント」)、ジャスティン・ビーバー(「PYD」)、クリス・ブラウン(「ドラウン・イン・イット」)といった著名アーティストとジャンルを超えてコラボレーションも行うほか、マイケル・ジャクソン(「ユー・アー・ノット・アローン」)やセリーヌ・ディオン(「アイム・ユア・エンジェル」)など天才的な作曲能力で幅広いジャンルのアーティストの楽曲制作にも携わっている。

自身初のクリスマス・アルバムに関して本人は「クリスマス・アルバムの制作構想は3年前ぐらいからあったんだ。でも、ただ売るためだけのクリスマス・アルバムじゃなくて、世代を超えて歌い継がれるような、次の『ディス・クリスマス』(ダニー・ハサウェイの名曲)になるような作品にしたかったんだ」と語っており、アルバム本編はぬくもり溢れるピアノの音色が心地よいゴスペル調の楽曲「マイ・ウィッシュ・フォー・クリスマス」から幕を開け、続く「スノーマン」は70年代ソウルのような趣を、またリード・シングル「ホーム・フォー・クリスマス」は「きよしこの夜」のフレーズで始まる心温まるソウル・ナンバーとなっており、同曲のリリックビデオも本日公開されたばかり。全曲クリスマス・ソングとはいえ、それぞれの楽曲のテイストが異なるのは類まれな作曲能力を持つR.ケリーならではの非凡な内容となっている。

キャリア25年を超えてもなお留まることを知らない制作意欲と新たな挑戦、そして何よりもファンを喜ばせたい、驚かせたい、楽しんでほしいというピュアな気持ちから生まれたという同アルバムの国内盤は、ボーナス・トラック2曲が追加収録されて11月16日に発売されることが決定。ファンにはたまらない、一足早いクリスマス・プレゼントとなるだろう。