予てから交友が深いWOLF + LAMBをゲストに招き、世界各地で人気を博す彼らのショーケース『Crew Love』の音世界をここ日本で再現する。
 
Gadi Mizrahi(Baby Princeとしても知られる)とZEVからなるディープハウス・ユニット:WOLF+LAMBは、2004年より活動を開始。当時、自分たちの音楽だけを表現できるClubがなかった為、地元ウィリアムバーグのスクワッドを自分たちでリノベーションしたクラブ「Marcy Hotel」をオープン。そこで同名のレーベルに所属するアーティストたちと共に毎週末のようにスクワッド・パーティを開催。

彼らは、WOLF+LAMB Records、Double Standard、W+L BLACKといった複数のレーベルから、コンセプトに合わせた作品群を発表。WOLF+LAMB Recordsでは、「Space is only noise(Circus company)」で世界各地の音楽メディアの年間チャートを総なめにしたNicolas JaarやSoul Clapといった後の音楽シーンを賑わす才能をいち早く発掘。サブレーベル:W+L BLACKでは、往年の名盤といわれるクラシック音源を時代性に合わせモダンなハウス・ミュージックに再構築し、DJやアンテナの高い音楽ファンを中心に注目を集めてきた。複数のレーベルから多角的に発信される楽曲群と前途の「Marcy Hotel」や『Burning Man』でのショーケースなどの活動もありダンスミュージック専門メディアRAによる年間レーベル・ランキング “RA Poll: Top 20 labels of 2009”では3位を受賞。
 
オリジナル作品としては、1stアルバム「Love Some One(2010)」、レーベル所属アーティストとのコラボアルバム 「Versus  (2012)」。そして2016年12月に待望の新作「BLACK ALBUM」を発表。今回は、新作を引っさげての来日となる。また、!K7による人気DJミックス“DJ KICKS(2011)”を盟友SOUL CLAPと共に監修してきた。

そしてWOLF+LAMBとSoul Clapが、2010年にスタートしたレーベルショウケース『Crew Love』は、WMC(U.S.A)、ADE(アムステルダム)、Off Sonar(スペイン)、The BPM Festival(メキシコ)といった有名フェスティバルの人気コンテンツになり世界各地で爆発的な人気を誇っている。
そして2016年よりレーベルとしての活動も開始。WOLF+LAMBとSoul Clapを中心に、PillowTalk、No Reguler Play、Nick Monaco、Navid Izadi、Slow Hands、Life On Planetsといったレーベル周辺アーティストの楽曲をコンパイルした
代表作「Based On A True Story」やSoul Clapのセカンドアルバム「The Album」、そしてWOLF+LAMBの最新作「BLACK ALBUM」
などを発表してきた。
 

本公演では、『LiLiTH』のレジデントであり世界各地の『Crew Love』を体験してきたNaoki Serizawaがサポートに加わり、WOLF+LAMBと共にオールナイトロングセットで『Crew Love』の音世界をここ日本で再現する。さらにROOM2には、Bryan Burton-Lewis、SHOTARO MAEDA、EITA、REN、Yosuke Miyazakiといった実力者たちが出演。