世界が注目する18歳の新たな歌姫=デイヤが、1stアルバム『シット・スティル、ルック・プリティ』国内盤を7月5日(水)に発売し、待望の本格日本デビューを果たした。

米ペンシルベニア州出身、現在18歳のシンガー・ソングライターである彼女は、フィーチャリング・ヴォーカルとして参加したザ・チェインスモーカーズのシングル「ドント・レット・ミー・ダウン feat.デイヤ」が全米シングル・チャート最高3位、今年2月に開催された第59回グラミー賞で「最優秀ベスト・ダンス・レコーディング賞」部門に輝き、米『Rolling Stone』誌による“2016の新人TOP10”に選出されるなど、一躍脚光を浴びた大型新人だ。

3歳からクラシック・ピアノを始め、11歳でジャズ・ピアノ、さらにギター、ウクレレ、サックスを演奏し、13歳では既に作詞作曲をこなしていたというデイヤは、17歳の時に初めて参加したプロデューサーとの音楽セッションで生まれた楽曲「ハイド・アウェイ」でデビュー掴み、この楽曲を聴いたザ・チェインスモーカーズから声がかかったことがきっかけで「ドント・レット・ミー・ダウン」でのコラボレーションが実現、全米を始め世界中から注目を集めることになった。

The Chainsmokers - Don't Let Me Down ft. Daya

父親の影響で幼い頃からU2やコールドプレイなどを聴き、その後、エイミー・ワインハウスやアデルに影響を受けたというデイヤ。アルバム『シット・スティル、ルック・プリティ』は、ポップ・アルバムとしての完成度や“スモーキー・ヴォイス”と称される声と表現力もさることながら、デイヤ自身によるストレートな歌詞や、女性の自立や自信・地位の向上といった力強いテーマも特徴的だ。今作の方向性を決め、アルバム・タイトルでリード・シングルでもある「シット・スティル、ルック・プリティ」は、「ただじっとして可愛くいる」という意味で、昔ながらの“女性は大人しく、つつましく”という思想に対し、逆説的に皮肉ったタイトルとなっている。これに関して本人は、
ハッとさせるタイトルだと思う。“どういうこと?!”って、みんな戸惑うと思うの(笑)。でもこの曲を聴いてもらえれば、男性に頼ったり、男性のアクセサリーになるのではなくて、自立して、行動を起こして、自分の心に従って生きなくちゃ駄目なんだって、気付いてもらえるんじゃないかな。と語っている。さらに、「白雪姫って、確かに間違っていなかった、あの生き方。7人の男に雑用をさせたの、それはレディーの役目じゃないってこと」や、「理想の男性ってステキかもしれない、一晩限りなら。でも、後から支配したがるわ、だったら私は1人きりで飛び立ちたい」という斬新な歌詞の切り口で楽曲を表現している。

幼い頃から「なりたいものになりなさい」と励ます両親と、5人姉妹の中で、“女性でも力強く生きることの大切さ”を教えられ育ってきた彼女は、自分に自信を持つことの重要性を理解している。フェミニストとして、さらに18歳の等身大な目線から生まれたストレートかつユニークな歌詞の世界感で、既に多くの女性から共感を生んでいるのだ。

●「シット・スティル、ルック・プリティ」
日本語字幕入りミュージックビデオ視聴リンク:
http://smarturl.it/DayaSSLPJapan

デイヤは、2016年に日本を訪れた際にはお寿司などの日本食を楽しみ、食事、文化、人、ファッションにおいても日本好きを公言している。8月には<サマーソニック2017>に初出演することが決定しており、日本ファンの前での初パフォーマンスに期待が高まっている。

若干18歳にして瞬く間に世界の注目を集めたデイヤだが、生まれもった才能、幼い頃からの音楽経験による実力、一度聴いたら忘れられない個性的なスモーキー・ヴォイスと強い意思をあわせ持つ。今後のポップシーンを引っ張っていくであろう注目の存在だ。

●日本公式サイト: www.sonymusic.co.jp/daya
【デイヤ: 最新リリース情報】
日本デビュー・アルバム
『シット・スティル、ルック・プリティ』
<国内盤CD(計17曲)>
 
【来日情報】
サマーソニック2017
日程(デイヤ出演日):
<大阪> 2017年8月19日(土)
<東京> 2017年8月20日(日)
会場:
・東京: ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
・大阪: 舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
http://www.summersonic.com/2017/