7月17日は"World Emoji Day"。現代のコミュニケーションツールはスマホを使ったテキストメッセージが主流となり、感情が伝わりにくくなっている。嬉しい気持ちや悲しい気持ち、怒りなどを表現する手段として誕生した絵文字は世界に広まり、今や「絵文字」はそのまま"Emoji"として世界共通語の言語になっている。一番最初の絵文字は1995年頃にポケベルに搭載されていたハートマーク。そこから約20年が経ち、数えきれないほどの数の絵文字が世に送り出されて来た。

近年ではiPhoneの絵文字のデザインが人気を集めている。初期は日本語に設定したときだけ使うことのできるものだったが、現在は"Emoji!"として全言語に対応。さらにかわいらしいデザインが人気で、クッションや帽子、クッキーなど様々なグッズが販売されている。2016年にも大幅なアップデートがあった絵文字だが、今年の"World Emoji Day"を記念して年内のアップデートに新しい絵文字を追加することをAppleのCEO、ティムクック氏が発表した。

追加時期に関しては「年内」とおおよその時期しか明らかになっていないが、今年の秋にiOS11が配布になるとささやかれているため、そのアップデートに合わせてついかになると思われる。また、今回のアップデートで69種類も絵文字が追加候補に上がっているが、あまり用途が分からない絵文字も含まれている。

さらに、絵文字にフィーチャーした映画「THE EMOJI WORLD」がアメリカでは7月末に公開予定。スマホの中で暮らす絵文字たちの奮闘をおもしろおかしく描いた映画だ。

ちなみになぜ7月17日が"World Emoji Day"なのか気になる方は、iPhoneのカレンダーの絵文字を見てみよう。