様々な番付を行なうことで知られている世界有数の経済誌「FORBES(フォーブス)」がDJの推定年収をもとにした年収ランキングを発表した。このランキングは出演イベントの本数や出演ギャラ、ストリーミングサービスでの再生収入などをもとにして算出されるのだが、今年もトップ10にランクインしたDJたちは推定年収10億円越え

10位から3位は以下の通り。

10. Zedd - 19億円

9. Martin Garrix - 19.5億円

8. Marshmello - 21億円

7. David Guetta - 25億円

6. Diplo - 28.5億円

5. Steve Aoki - 29.5億円

4. Skrillex - 30億円


注目の上位は以下のようになった。

3. The Chainsmokers - 38億円


昨年、ヒット曲を連発し各チャートを賑わしていたThe Chainsmokers。今年はULTRA JAPANへの出演も決定!最近はワールドツアー中のため、大きな動きは見られないが、きっとまた何かビッグプロジェクトを企んでいるに違いない。

2. Tiësto - 39億円


大ベテランTiestoは2位にランクイン!ヘッドライナーに彼がいるか否かでそのフェスのブッキングにかける本気度が分かると言っても過言ではないほどにTiestoは世界中の大型音楽フェスティバルに引っ張りだこである。

1. Calvin Harris - 48.5億円


不動の王者、Calvin Harrisが5年連続1位の座に輝いた。Calvin Harrisは、昨年はEDMフェスには出演せず、プロデューサーとして楽曲制作をメインに行っていたが、昨年の活動の集大成としてリリースした『Funk Wav Bounces Vol. 1』は言うまでもなく大ヒット!アルバムのリード曲で今話題のラッパーFrank Ocean、Migosをフィーチャーした「Slide」は、いまやどこのクラブでも一晩に一度はプレイされるヒット曲となった。

今回のランキングで注目すべき点は、2016年のランキングでは圏外だったものの2015年末ごろからのヒット連発の勢いに乗って一気に3位にジャンプアップしたThe Chainsmokersの存在。おなじみの顔ぶれが並ぶ番付に、圏外から突如ランクインするという快挙を成し遂げた。

このランキングに入っているDJの多くは週に数本ペースでフェスティバルに出演するため、世界中を飛び回る多忙なスケジュールの中、合間を縫って楽曲制作を行っている。やはり相当の仕事好きで無い限り、ここまでの収入を得ることはできないだろう。