良質なメロディーと共に多彩な楽器を操るLAの新星アーティスト、Gryffinによる初のライブセットでの来日公演が、 2017年12月8日(金)渋谷 WWW Xで開催された。2017年にGryffinはEDC JAPAN、そしてDJ SETでのジャパンツアーなど既に2度の来日公演を行っており、今回でなんと2017年3度目の来日公演となったが、今回は初のライブセットでの単独来日公演とのことで、ファンからの期待が高まっていた。

GryffinがGryffin & Illenium ft. Daya Feel Good」のギターを数フレーズ演奏してライブがスタート!


ステージ上にはドラムパッドやシンセサイザー、ギター等の楽器が置かれ、トラックに合わせてGryffinが一人で楽器を演奏するライブスタイル。Gryffinの演奏力が高く、時にはアレンジを加えたメロディーラインで巧みに楽曲を展開し、「Heading Home」Gryffin Feat. Josef Salvat、「Nobody Compares To You​」Gryffin Feat. Katie Pearlman、「Whole Heart」Gryffin & Bipolar Sunshine等の人気曲を次々と披露した。


途中、自身の未発表曲である「Blue Sky」「Tie Me Down​」、更にOutkast「Ms. Jackson(Party Pupils Remix)」The Killers「Mr Brightside(Two Friends Remix)」 Years & Years 「Desire (Gryffin Remix)」等も演奏し、ファンたちを驚かせていた。


ライブの間中Gryffinは常にハイテンションで、有り余るほどのエナジーで軽快に動き回り、会場の空気を更にヒートアップさせていた。それに引っ張られるかのように、オーディエンスも休む間もなく常に盛り上がり続け、曲に合わせて手を振りかざして演奏に陶酔し、時にはサビの部分を大合唱していた。

Gryffin初のライブセット来日公演は、約1時間の公演時間があっという間に感じられるほどエネルギッシュなライブステージとなり、大成功のうちに終了。ライブの最後にはサービス精神たっぷりに、観客たちとのハイタッチで興奮を共有したGryffin。次回の彼の来日が既に楽しみだ。

Photo:​Masanori Naruse