2016年に発表され、坂本龍一、黒沢清、ジェフ・ミルズらが推薦文を寄稿し、さらにバンド初となる日本武道館公演も実現したアルバム「天声ジングル」。

それから約2年半振りに発表された相対性理論の新曲『NEO-FUTURE』は、「天声ジングル」のキーワードである ”NEW WORLD”、そして、やくしまるえつこが人類滅亡後の音楽をコンセプトにバイオテクノジーを用いて制作しアルスエレクトロニカ・STARTS PRIZE グランプリを受賞した「わたしは人類」の、さらにその先の「新しい未来」を示すような世界観をもった作品だ。
重層的且つディストピア的なボーカル & コーラス、ダンサブルなビートと破壊的なギター、スリリングな展開が同居する楽曲となっている。
 

やくしまるえつこ『わたしは人類』アルスエレクトロニカ 2017 授賞式映像 

そして、やくしまるえつこ・相対性理論も参加するレッドブルによる都市型音楽フェス「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018」のスペシャル企画として、田園都市線の渋谷駅地下1階エリア から道玄坂方面に向かう通路の壁面「渋谷道玄坂ハッピーボード」(田園都市線渋谷駅、B1F、2 番 出口付近)に、この相対性理論の新曲『NEO-FUTURE』のジャケットアートワークを用いた巨大グラフィックインスタレーションが登場!(〜10月7日まで)。


アートワークはこれまでの相対性理論作品と同様に、やくしまるえつこがアートディレクション及びドローイングを担当している。
さらに今回は「AKIRA」などで世界的に活躍する大友克洋との多数のコラボレーションでも知られるコラージュアーティストの河村康輔も本作のグラフィックにコラージュで参加。文字通り『NEO-FUTURE』を表すような未来の都市の風景が展開されている。

この巨大グラフィックの中心の少女のドローイングからは新曲『NEO-FUTURE』が流れる仕様となっているので要チェック!

相対性理論『NEO-FUTURE』は本日10月2日より各配信サイトにてダウンロード & サブスクリプション配信スタート。通常の配信に加えて高音質ハイレゾ配信も実施。

相対性理論『NEO-FUTURE』オフィシャルサイト http://mirairecords.com/stsr/2048

 
なお「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018」のプログラム、10月9日(火)「わたしは人類」インスタレーション+特別集会「国立科学博物館の相対性理論」は前売完売のため、残念ながら当日券の販売は行われないが、渋谷駅地下の巨大インスタレーションで、その世界観をぜひ体感しよう。

RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018 スペシャル企画
相対性理論『NEO-FUTURE』巨大サウンド & グラフィック・インスタレーション

期間:2018年10月2日(火)〜10月7日(日) *音源の放送は各日正午〜21時まで
場所:東京・渋谷道玄坂ハッピーボード(田園都市線渋谷駅、B1F 2 番出口付近)
※本展示に関する渋谷駅及び、駅係員へのお問合せはご遠慮ください。
 

「わたしは人類」インスタレーション+特別集会
「国立科学博物館の相対性理論」

日時:2018年10月9日(火) 開場 17:30/開演 18:00
場所:国立科学博物館(上野)
料金:SOLD OUT
出演:やくしまるえつこ / 相対性理論

人類滅亡後の音楽。
やくしまるえつこが「人類滅亡後の音楽」をコンセプトにバイオテクノロジーを用いて制作し、音源と遺伝子組換え微生物で発表、世界最大の国際科学芸術賞 アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZE グランプリを受賞した作品『わたしは人類』。
金沢 21 世紀美術館や山口情報芸術センター<YCAM>、オーストリア、ベルギーなど国内外での展示を経て、この、やくしまるえつこ『わたしは人類』遺伝子組換え微生物の展示が、東京の街全体を舞 台にしたレッドブルの都市型音楽フェス「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018」にて実施。
人類滅亡後のポストヒューマンさえも視野に、新しい音楽 - 伝達と記録、変容と拡散‒の形を探る試みであるこの作品を、地球や生命の歴史、人類や科学の歩みを問いかける「国立科学博物館」にて、10 月 9 日(火)一夜限りの特別展示。さらに、この『わたしは人類』遺伝子組換え微生物の展示空間で、やくしまるえつこ率いるバンド相対性理論が『わたしは人類』を演奏する国立科学博物館限定ライヴパフォーマンスを行う。
www.redbull.com/jp-ja/music/events/etsuko-yakushimaru