今年2019年の BURNING MAN(バーニングマン)は、昨年度と同じくブラックロック・シティが8万人規模となることを発表した。

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BURNING MAN は世界中のフェスの中でも「奇祭」のような存在となっているフェスの一つ。「ミュータント・ビークル」と呼ばれるデコラティブで奇妙な車や、多数の巨大アート、ありとあらゆる奇妙でクールなファッションに身を包んだ参加者や、逆に裸同然の参加者が渾然一体となっているカオティックなフェスとして有名だ。ブラックロック・シティとは BURNING MAN の期間中のみ会場となるブラックロック砂漠に出現する街のことである。
 

BURNING MAN 参加者はこのブラックロック・シティの市民とされ、共同生活を営む。ブラックロック・シティは大掛かりな造形のアートや宿泊のためのテント、レストラン等様々な施設から成るが、BURNING MAN が終了すると全てが片付けられ、ブラックロック・シティの中心に設置される人型の造形物「The Man」を燃やして全てが無に返される。


なお、バーナーと呼ばれる参加者たちは、各々がフェス期間中に必要な水、食料、燃料、住居等の一切を準備して参加する必要があり、フェス会場で貨幣の使用は禁止されており、何かあった場合は「Gift economy」と呼ばれる見返りを求めない親切によって共同体が成立されている。

2019年の BURNING MAN は8月25日(日)~9月2日(月)の9日間に渡って、アメリカ・ネバダ州のブラックロック砂漠にて開催される。

BURNING MAN では交通渋滞問題やプラスチックボトル等のゴミ問題、チケットなしではフェス会場に入れないようにするためのセキュリティ問題等を抱えているが、これらも行政等と連携し、少しずつ改善しつつ、この特別なフェスの存続に力を今後とも力を入れていくとのことだ。