MUTEK.JP 期間中、12月11日(水)から15日(日)の5日間、渋谷ストリーム、スクランブル交差点、LINECUBE、スクランブルスクエアなどの全5エリア8箇所にて開催される、XR で楽しむアート展「INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“Synthetic Landscapes”」が開催される。

9月に行われた「渋谷5Gエンタメテック会議 Vol.1」にて “渋谷の街自体を美術館にできたら” という構想のもと11月の実証実験を経て今回の実施に至ったという。
“「見えない」を価値に”。をコンセプトに、スマホやタブレットなどのスクリーンを通さないと見えない XR の制約を逆手に取り、街の姿を変えずに物理的制約から解放された作品を街頭に展開。日常生活に作品を溶け込ませて共生する世界観の中で、あらゆる人が作品を自由に観賞・評価・支援できるプラットフォームを目指し定期的に展示を開催予定となっている。
​期間中は特別ガイド付きツアーも実施される。
 

INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“Synthetic Landscapes”

日時:2019年12月11日(水)-15日(日)
体験方法:お客様自身が STYLY APP* をダウンロード。各スポットにある「STYLYマーカー」(QR コードを読み込み、空間に重ねることで、アートが表示されます。
*googleplay https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.stylymr
*appstore https://itunes.apple.com/jp/app/id1477168256?mt=8

特別ガイド付きツアー:
(1)実施日
2019年12月11日~2019年12月15日 16:00~20:00 
(2)応募方法
渋谷ストリーム2F、CITYSHOP PIZZAにて順次到着した方より受付
※定員数に達した時点で締め切らせていただきます。

開催場所:

特別協力:東急株式会社、CITYSHOP PIZZA、VIE STYLE株式会社

■作品説明
作品タイトル:「Synthetic Landscapes ~assembling music @SHIBUYA」
クリエイティブユニット superSymmetry と音楽家・大野哲二のソロプロジェクト Intercity-Express による、インタラクティブデジタルアート作品。

アーティスト名:
au in collaboration with superSymmetry by omnibus japan & MUTEK.JP < http://MUTEK.JP>  

Executive Producer : Osamu Mizuta (KDDI CORPORATION)
Concept and Creative Director : Synichi Yamamoto (OMNIBUS JAPAN INC.)
Creative Technologist : Seiichi Sega (OMNIBUS JAPAN INC.)
Sound : Intercity-Express
Digital Artist : °F (OMNIBUS JAPAN INC.)
Digital Artist : Takuya Aoki (OMNIBUS JAPAN INC.)
Technical Director : Hideki Mikami (OMNIBUS JAPAN INC.)
Public Relations : Kumiko Inutake (OMNIBUS JAPAN INC.)
Visual Producer : Masakazu Kagami (OMNIBUS JAPAN INC.)
Production Manager : Airi Iwata (OMNIBUS JAPAN INC.)

STYLY:haquxx / YORIMIYA / yosh / Ryohei Watanabe
MUTEK.JP < http://MUTEK.JP>  : Shuichiro Iwanami, Junichi Takekawa, Maurice Jones
 

【各作品紹介】
#01 delicious track @CITYSHOP PIZZA Synichi Yamamoto & Intercity-Express 
普遍的な構成とアシッド感を持つテクノミュージックにあわせて、モーショングラフィックが重なる。音楽トラックのレイヤー構成をコンセプトにした Synthetic Landscapes のイントロダクション的なトラック。


#02 ether river @金王橋広場1 °F & Intercity-Express
インテリジェントアンビエントトラックにあわせて空間に存在する見えない川の流れに沿って浮遊するオブジェクトが現れる。


#03 float monument @金王橋広場2 Takuya Aoki & Intercity-Express
音の要素が融解していくような柔らかさを持つアブストラクトなエレクトロニカに、地面の下を流れる川からの水蒸気が上昇してくるようなイメージの CG オブジェクトがシンクロする。


#04 main floor @稲荷橋広場1 Seiichi Sega & Intercity-Express
激しさとメランコリーが共存するエレクトリックトラック。ダンスフロアーに抽象的なオブジェクトが出現する空間的 VJ のイメージ。


#05 techno split @稲荷橋広場2 Seiichi Sega & Intercity-Express
構成主義デザインのように、構造的な美意識で時間を分割するテクノポップのマインドを表現したオーディオビジュアルトラックルーツテクノへのオマージュ。


#06 line rain @スクランブル交差点 Seiichi Sega & Intercity-Express
不規則なシーケンスを持つエレクトロトラックにあわせて、多くの人が交差するスクランブル交差点に上空からも無数のラインが雨のように降り注ぎバウンドする。


・superSymmetry
インスタレーションやドーム映像、オーディオビジュアルライブをはじめ、池袋や新宿でのパブリックアートプロジェクトやファッションテキスタイルまで手掛けるクリエイティブユニット。オムニバス・ジャパンのデジタルアーティストを中心に、共鳴した様々なクリエイターが流動的に交差する。 MUTEK.JP でプレミア公開した作品「Noesis」はモントリオール、メキシコ、ベルギー、サウジアラビアなどで公開、文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選出された。

・Intercity-Express
音楽家・大野哲二によるサウンド/ビジュアルプロジェクト。ビジュアルプログラミングによって生成された A/V 作品を軸に、国内外のデジタルアートフェスティバルにてパフォーマンスを行う。MUTEK.JP には2016、2017、2018、2019と出演。


STYLY
STYLY は、アーティストに空間表現の場を提供する VR/AR/MR クリエイティブプラットフォームです。
2020年春には、VR 制作ツールとして現在提供中の「STYLY Studio」で AR 向けにコンテンツを制作・配信することが可能になります。
VR 対応 PC やプログラミングスキルがなくても、ウェブブラウザで展開される STYLY Studio にお好みのクリエイティブをインポートする事で、モバイル向けに AR コンテンツを配信する事が可能です。
※今回の展示作品は AR 作品制作が可能となる β 版の STYLY Studio にて制作されております。


「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」
来たる 5G 時代を見据えて KDDI、渋谷区観光協会、渋谷未来デザインの三者で立ち上げた、主にエンターテインメントに特化したテクノロジーを駆使し、渋谷の街をより面白くしていくためのプロジェクト。音楽・アートといったエンターテインメント領域を中心に、新たな文化の創出や、観光面での魅力的な街づくりを推進していきます。



MUTEK.JP
2000年にカナダ・モントリオールでスタート。最新のテクノロジーを駆使した電子音楽、オーディオヴィジュアル・アートの文化芸術活動の普及を目的とした非営利団体による芸術フェスティバルです。
2019年はカナダ・モントリオールで20周年を迎え、8月20日~25日までの6日間、25カ国以上から150組のアーティストを招聘し、100コンテンツのオーディオビジュアルライブパフォーマンス、デジタル・クリエイティビティに特化した国際的なカンファレンスを展開し、2万人以上を熱狂の渦に巻き込みました。
MUTEKはモントリオール以外ではメキシコシティー、バルセロナ、ブエノスアイレス、ドバイ、サンフランシスコ、東京と世界7都市にて開催しています。最新鋭のデジタルアートに取り組むクリエーターを支援しながら、「MUTEK」の理念に沿ったアーティストのパフォーマンスを有名、無名、新人を問わず世界に送り出しています。

主催:一般社団法人 MUTEK Japan
特別協力:KDDI 株式会社
特別協賛:東急株式会社
協賛:第23回文化庁メディア芸術祭、Canada Goose
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
後援:カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所、アンスティチュ・フランセ東京、渋谷区、一般社団法人渋谷未来デザイン、渋谷エンタメテック推進プロジェクト