アウトドアフットウェアブランド KEEN(キーン)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全世界で課題となっているマスク需要を受け、タイの自社工場にてマスクの製造を開始した。

KEEN は、“Together we can help(あなたと一緒だから、できること)” をテーマに、新型コロナウイルス感染拡大の影響に向き合い、活動を行っていて、現在、世界中で課題となっているマスク需要を受け、タイの自社工場一区画をマスク製造ラインにし、マスクの製造を開始。全世界で15万枚を無償提供すという。

マスクの素材には、シューズの材料として調達していた生地を活用。シューズ製造を行う KEEN の得意分野である立体縫製を活かした立体マスクはフィット感も高く、リバーシブル仕様で、洗って繰り返し使用可能。
日本国内においては、被災地、児童養護施設や女性用シェルター、KEEN 関連企業やサプライチェーンに配布予定で、2020年4月28日(火)からは、国内 KEEN 公式オンラインストアにてシューズを購入した方へも配布される。
 

■KEEN 公式オンラインストア:www.keenfootwear.com
※開始日は前後する場合があります。
※配布予定枚数に達し次第終了いたします。

児童養護施設・女性用シェルター
・一般社団法人 OPEN JAPAN :日本全国の災害支援を展開。被災者の心に寄り添った、臨機応変な活動を行う。
・特定 NPO 法人 みらいの森:アウトドア体験を通じて児童養護施設に暮らす子どもたちを支える。
・有限会社ビッグイシュー:ホームレス状態の方の社会的自立を雑誌『ビッグイシュー』で支える。
・特定非営利活動法人 BOND プロジェクト:10代20代の生きづらさを抱える女の子を支える。などをはじめとした団体へ提供

【製造の様子】

<Together we can help - あなたと一緒だから、できること->
“Together we can help(あなたと一緒だから、できること)”は、新型コロナウイルスと向き合う KEEN のテーマです。KEEN は、2003年の創業当時から「個人とその家族のつながりを尊重すること」、「地球に生きる市民として、他文化やアイデアを受け入れ、よりよい未来に向けて貢献していくこと」を理念に展開してきました。新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るう中、この理念を基に、私たちにできることを考えてきました。
3月には医療関係者や、私たちの生活の基盤を支えてくれている自宅勤務ができない方など、この難局に立ち向かっている方々へ、全世界で10万足(約10億円相当)のシューズ無償提供を実施。また、外出自粛が続く2020年3月28日には、ご家族と自宅から安全に楽しんでいただけるエンターテイメントとして、“KEENFEST” をライブストリーミングで開催。
4月18日からは、定期的にコンテンツ配信をする “KEENSTREAM(キーンストリーム)” を KEEN 公式 YouTube にて配信しています。