米・シアトルのあるワシントン州では、未だ新型コロナウイルスのロックダウン下にあり、大規模なフェスの開催は法律で認められていない。
しかし、どうしてもドライブインフェスを開催したかった「The Covert Bat Drive Thru Rave」の主催者は「宗教上の集会」という名目で法律違反を回避し、ドライブインフェスを開催したとのことだ。

The Covert Bat Drive Thru Rave は「音楽という "贈り物" を人々にを提供することで信仰心と賛美を集める」という「宗教奉仕兼レイヴ」という形でこのレイヴの企画を市、郡、州の当局者に提出。「イベント開催を妨げる法的理由はない」としてこれが承諾された。


このイベントには、Darrius、Pezzner、Subset、Powermitten といった地元の DJ が出演し、シンガーソングライター Glan Cannon の実験的な音響セットも披露された。

来場者は車内に留まる必要があり、同世帯の人であれば各車両の人数に制限はなかった。また、宗教奉仕の慣習に従い、観客は「寄付」をすることができたという。

このイベントの主催者は、地元のプロモーターと協力し、将来イベントの規模を拡大し、より大きな会場を調達予定であるとのことだ。