2020年10月23日(金)、JR 前橋駅北口の複合施設「アクエル前橋」地下1階に「ENNICHI by 1→10(ワントゥーテン) アクエル前橋」(以下「ENNICHI 前橋」)がオープンする。


「ENNICHI 前橋」は、「縁を結ぶ場所~An Experience in Connection~」をコンセプトとしたエデュテインメント施設※で、日本全国から八百万の神さまたちが集まる特別な縁日。「アクエル前橋」リニューアルコンテンツの第二弾として、人と人、人と文化の縁をつなぎ、継承をうながす「場」を提供する。
※エデュテインメント施設:楽しみながら学ぶことを目的とした施設のこと

JR 前橋駅北口地区は、前橋市の再開発事業における重点地区であり、高層タワーマンションを中心とした住宅の供給や子育て支援施設の設置が計画されている。「ENNICHI 前橋」では、エデュテインメント施設という側面から「親が子供と一緒に日本の文化を学ぶ」「祖父母が孫を連れて遊びにくる」というファミリー層や、「圧倒的な没入空間」「和のデジタルアート」「人に自慢したくなるアイテム」に反応するインスタ高感度層を主要なターゲットと考えているとのことだ。

【ENNICHI by 1→10 とは】
株式会社ワントゥーテンが手掛ける「ジャパネスクプロジェクト」(古くからある日本各地の伝統文化を見直し、革新的なクリエイティブやテクノロジーを掛け合わせ新様式を生み出すプロジェクト)の一つ。 花火や金魚すくいなど日本古来の遊びをモチーフに、各種センサー、プロジェクション技術を活用した最新の映像技術と日本の伝統文化を同時に楽しめるフォトジェニックなコンテンツが体験できる。


 

【ENNICHI 前橋で体験できる6つのコンテンツ】

万縁舞(よろずえんぶ)


群馬県の伝統である “上州八木節” をモーションキャプチャ技術でデジタル化。神さまたちと共に、会場にある 3D スキャンブースで撮影した自分のアバターが一緒に踊りを楽しむフォトジェニックなインタラクティブコンテンツ。自分の3D アバターを使ったコンテンツが常設されるのは、日本初※の試みとなる。(※ワントゥーテン調べ)
コンテンツ内の映像では八木節を代表する「国定忠治」の語り唄を背景に、振付を CG 上で再現。更にその振り付けや歌詞の意味や理由、歴史についてはパネルで詳しく解説。



彩金魚(いろどりきんぎょ)

日本には昔から伝わる ”日本伝統色” と言われる色がある。その色名には元となったモチーフが大きく関係している。この色名の由来を、和の美しさを感じながら学ぶことができるコンテンツ。水の中を漂う様々な色の金魚に触れることで、金魚が色鮮やかなモチーフに変化する。


面化粧(おもてけしょう)

歌舞伎の隈取りやひょっとこ、お多福など、古来よりさまざまなお面が創られてきた。用意したお面の雛形(うちわ)に色を塗ってスキャンすると、自分の描いたオリジナルのお面が投影され神さまの縁日を盛りあげる。
※描いたお面の雛形は持ち帰れる。


柄時雨(がらしぐれ)

日本の伝統模様や、着物に用いられるモチーフを題材にした、フォトジェニックな写真を撮影できるフォトスポットコンテンツ。参加者の位置をセンサーで認識、「動く模様」とすることで、 常に異なるビジュアルを撮影することができる。また、日本古来より伝わる文様や伝統柄の由来や出典、歴史を交え紹介。


福豆蒔(ふくまめまき)

神さまの縁日を邪魔しにきた鬼たちに困る神さまたち。鬼の苦手なマメを用意するも、投げ手が足りず、人間に手伝いをお願いする。たくさんあるマメを投げつけて鬼を追い払おう。「豆を投げて悪い鬼を追い払い、福を呼び込む」この行為の歴史や文化を、パネルやコンテンツ体験を交え、理解を深める。


縁花火(ゆかりはなび)

自分の姿が夜空に浮かび、体を動かすことで様々な形の花火を打ち上げることができる。複数人で参加することで色が混ざりあったり、より大きな花火に変化したり。家族や友人との繋がり(縁)を感じながら楽しむことができるコンテンツです。日本の夏の風物詩であり、日本人の生活に縁の深い花火の歴史や成り立ちも紹介。


【気鋭のトップクリエイターが集結】
(左から)
エグゼクティブアドバイザー 市川海老蔵
エグゼクティブプロデューサー 澤邊芳明(ワントゥーテン)
クリエイティブディレクター・総合演出 引地耕太(ワントゥーテン)

 

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋

開館時間:10時~22時  ※最終入館は閉館の1時間前です。
定休日:年中無休
サイト URL:https://aqeru.jp/maebashi_ennichi/


【株式会社ワントゥーテン 概要】
所在地:京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸4階
代表者:代表取締役社長 澤邊 芳明
1→10(ワントゥーテン)について
1→10(ワントゥーテン)は、最先端テクノロジーを軸にデジタル技術を駆使した新サービスの開発や、プロジェクションマッピング/XR などを活用した商業施設/イベントのデジタル演出などを行っている近未来クリエイティブ集団。市川海老蔵氏主演の「歌舞伎座百三十年 七月大歌舞伎 夜の部 『通し狂言源氏物語』」でのイマーシブ(没入型)プロジェクションや、柔道金メダル3連覇の野村忠宏氏と阿部一二三選手・阿部詩選手との柔道イベントでのプロジェクションマッピング演出など、日本の伝統文化と先端テクノロジーの融合によるプロジェクトや、「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」内に常設されているデジタル体験型商業施設「羽田出島」など、多くの独自プロジェクトを進行している。
URL: https://www.1-10.com/