Insomniac 社の CEO で、EDC ラスベガスを主催する Pasquale Rotella(パスカーレ・ロッテラ)は、SNS にて「現時点では(延期やキャンセルなどの)変更は何もなく、安全にフェスティバルができるのであれば5月に開催する」と発表した。
 

完全な EDC ラスベガスのアップデートの発表はもう間もなくです。今現在では何の変更もありません。5月に安全にフェスティバルが開催できるのであれば、間違いなく開催となります。もし参加したくない、もしくは参加できなくても問題ありません! あなたが保持しているチケットにはオプションがあり、2022年へ繰り越しもできます。

2021年度の EDC ラスベガスの開催日程は5月21日〜23日となっている。

ただし、Pasquale Rotella の発言の一方で、EDC ラスベガスのような大規模なフェスティバルは、数ヶ月〜1年程度の期間をかけて計画し開催するのが通常だが、昨年から続いているパンデミックの影響により準備期間もそれほどなく、また現在でも不透明な状態が続いていることを懸念すると、延期する可能性も高いのではないかとみられている。
 
Reno Gazette-Journal によると、2019年度に開催された EDC ラスベガスの来場者は3日間で約45万人。The Las Vegas Sun の報告によると、3月9日時点でネバダ州で、第1回目のワクチン接種を行ったのは約16.5%、ワクチン接種を完了したのは約9%に留まっており、先日 iFLYER でもお伝えしたように人口の半数以上のワクチン接種がショーの開催に必要なのであれば、5月までにワクチン接種を完了させることは難しいのではないだろうか。

一方で、ネバダ州・ワショー郡の新型コロナウイルス責任者である James English(ジェームス・イングリッシュ)は「今後数週間のうちにワクチン接種率は上昇する」と予想しているそうだ。


関連記事>> イスラエル、人口の半数以上となる500万人がワクチン接種完了、来週からバーやナイトクラブが本格的に再開

Pasquale Rotella は、上記のツイートに続け、下のツイートもしている。
 

もしも5月に EDC ラスベガスを開催不可能となった場合でも、延期日程についても既に織り込み済みであり、万が一、延期日程にも参加不可能な場合は、返金もします。僕たちが全て上手くいくように調整している間、皆さんが辛抱強く待っていてくれることに感謝します。

上のツイートでは延期日程については触れられていないものの、再延期もあり得ると思わせる内容となっている。
近日中に詳細が発表されるとのことなので、引き続き注視していこう。
 

Pasquale Rotella

Instagram
Twitter