ドイツの首都・ベルリンは、2021年5月5日よりナイトクラブとライブ会場を "文化施設" として分類することをほぼ全員一致の投票により決定した。このステータスの法的な変更により、ナイトクラブは保護され、街のより多くの場所で開かれるようになるとのことで、更に減税の対象ともなるようだ。

ベルリン・クラブ委員会の Pamela Schobeß は以下のように述べている。

音楽クラブは、文化的・経済的生活の不可欠な部分として都市地区のアイデンティティを形作る文化施設である。今、時代遅れの法律は現実に適応されるべきだ。これは、都市や近隣地域を生き生きと住みやすくし、文化的な場所を避難から保護するために役立つ。

クラブ所有者と支援者の集合体であるこの「ベルリン・クラブ委員会」は、クラブが「都市の鼓動」であると主張するイニシアチブを主導した。ベルリンはナイトライフで世界的に知られる都市で、年間15億ユーロの収益を上げ、何百万人もの観光客を魅了している。