アメリカ・ロサンゼルスに本社を置く、アメリカの世界的なスポーツ・音楽エンターテイメント企業で、多くのスタジアム、スポーツチーム、スポーツイベントを保有する世界最大のオーナー Anschutz Entertainment Group(アンシュッツ・エンターテイメント・グループ/AEG) が公式 SNS にて「アメリカで開催される全てのフェスティバルにて、入場の際に "新型コロナのワクチン接種証明書" の提示を必須とする」と発表した。
 

(一部翻訳)
AEG Presents のイベント、会場、フェスティバルにて、参加者及びイベントスタッフは、新型コロナワクチン接種証明書の提示が必須となります。
このワクチン規制については、法律で定められている場合に限り、アメリカ全土で有効となります。

現在、他の国と同様に新型コロナウイルスの変異種、デルタ株の蔓延が広がってるアメリカだが、遅くとも2021年10月1日までに、AEG が所有・運営するクラブ、会場、劇場、フェスティバル全てにおいてこの規制が発効されることとなった。

対象となるのは、ニューヨークの会場「Webster Hall」「Brooklyn Steel」、ロサンゼルスの会場「The Roxy」劇場「El Rey Theatre」など。また、フェスティバルは「Firefly Music Festival」「Coachella」「Stagecoach Festival」等が挙げられる。

この発表によって世界的に有名なフェス「Coachella(コーチェラ)」も公式 SNS で以下を発表。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Coachella (@coachella)


AEG によると、日程を10月1日と設定した理由について「ワクチン接種を行っていないチケット保有者やスタッフに、ワクチン接種を完了するのに十分な時間を与えるためです」とコメントしている。

これによって、AEG が所有・運営するイベントについては「新型コロナワクチン接種証明書」またはイベント72時間前に検査を行った「新型コロナ陰性証明書」が入場する際に必須となった。