アメリカ出身の Producer / DJ の Getter(ゲッター)が、原因不明の耳の病気が重症化しているため、2021年に予定されていた北米ツアーのいくつかの公演をキャンセルし、2022年に延期することを自身の SNS で報告した。
 

多くのミュージシャンが過酷なツアースケジュールや制作スケジュールなどによって精神的にも肉体的にもダメージを受けていることが、ここ近年続々と明らかになっているが、Getter も2019年に自身のメンタルヘルスの状態を考え一時休暇を取っていた。

Getter は上のツイートにて以下のようにコメントしている。

多くのみんなが知っていると思うけど、僕は耳の変な病気を患っている。手術もした、処方された薬も全て試した。多くの人が耳を悪化させると言うので Juul(Vape)も吸うのを止めた。多大な努力をしているのにも関わらず、僕の耳の状態は全く良くならない。逆に悪化している。

何が原因なのか全くわからない状態だ、この理由から僕の公演をキャンセルせざるを得なくなってしまった。謝っても謝りきれないほどだ。
何がこの状況の中で最悪かと言えば、この出来事がパンデミックがほぼ収まった後に起きたということだ。ツアーに戻り、みんなと一緒に暴れる準備ができていたのに……。
だけど、残念なことに僕の健康状態がそうさせてくれない。
毎朝起きる度に頭痛がして、一日中頭痛が止まらないので、日常の作業も困難で、生活に支障をきたしている。それだけでも苦痛なのに、飛行機に乗ることで頭痛が更に悪化することを考えると恐ろしくて耐えられない。本当に申し訳ない、でも僕はこれをどうにかする方法を見つけなければならないんだ。みんな愛してる。

一刻も早く原因の発見と回復を祈るしかない。

大きな音が鳴っているクラブやフェスティバルでは、耳の保護をすることが重要だ。しかし edm.com によると、約64%のフェス参加者が耳を保護するイヤープラグを装着していないとのことだ。

Getter

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