現在のハウスシーンに欠かせない存在である南アフリカ出身の世界的アーティスト、Black Coffee(ブラック・コーヒー)が、Steven Bartlett(スティーブン・バートレット)のポッドキャスト『The Diary of a CEO』に出演し、瀕死の事故を負った日のことを告白した。
2021年にリリースしたアルバム『Subconsciously』が米・グラミー賞『ベスト・ダンス / エレクトロニック・アルバム賞』にて初ノミネート・初受賞の快挙を成し遂げた Black Coffee は、片手のみで DJ することでも知られているが、そんな彼がとある事故によって破壊的な怪我を負ったことを告白した。
Black Coffee にとって、メンタル面においても怪我の面においても、この「運命の日」は長い間他人に語ることのできない程の苦悩となっていたとのことで、実際に Black Coffee が怪我の件を公にしたのは、2017年になってからだった。
だが Black Coffee は働き続け、音楽に常に感謝し、怪我をした後は片腕だけで技術を磨くことを学んだと語っている。結果的にそのハードルの高さは、 Black Coffee がより熱心に音楽に取り組む糧となり、揺るぎない決意を持ち続けることとなったそうだ。
現在でも Black Coffee の腕は40%程度しか機能していないそうだが、九死に一生の体験をした壊滅的な腕の損傷から比べると、かなりの回復であるとしている。Black Coffee は次のように語っている。
▼ フルインタビューはこちらから(How I Became The Worlds Best DJ With Only One Arm: Black Coffee | E183)「僕が愛して愛してやまないたった1つのものを、僕から奪おうとしているような気がしていた。だから絶対にそれをさせないと思った」