Facebook、Instagram 等のソーシャルメディアプラットフォームを運営する米 Meta 社 の CEO であるMark Zuckerberg（マーク・ザッカーバーグ）が、妻への記念日のプレゼントとして、T-Pain（T-ペイン）とコラボした「Z- Pain（ジィー・ペイン）」というユニット名で、Lil John（リル・ジョン）＆ Eastside Boys（イーストサイド・ボーイズ）の「Get Low（ゲット・ロウ）」のアコースティクバージョン制作しプレゼントしたとのことだ。

このコラボのニュースは 11月12日に Mark Zuckerberg が Instagram ストーリーに「It’s happening guys」とキャプションを付けた二人の写真をシェアしたことで明らかとなった。さらに T-Pain も同じ写真を投稿して Mark Zuckerberg を「Z」と呼びながら「It is time」とコメントしたことでさらに拡散されていった。
 
「Get Low」は、もともと2002年に Lil John ＆ Eastside Boys のアルバム『Kings of Crunk』のサードシングルとしてリリースされ、グループのブレイクのきっかけとなった曲である。同曲は全米チャートでヒットし、米Billboard（ビルボード）の Hot 100とHot R&B/Hip-Hop Songsで2位、Hot Rap Songsで1位を記録している。
 
Instagram の投稿で、Mark Zuckerberg は妻 Priscilla Chan（プリシラ・チャン）への記念日のプレゼントとして T-ペインとこの曲をカバーしたことを明かしており、なぜ「Get Low」をカバーしたのかという想いを以下のように語っている。

"Get Low" was playing when I first met Priscilla at a college party, so every year we listen to it on our dating anniversary. This year I worked with @tpain on our own version of this lyrical masterpiece. Sound on for the track and also available on Spotify. Love you P ❤️

「『Get Low』は、大学のパーティーで初めてプリシラと出会ったときに掛かっていた曲で、毎年私たちの交際記念日に聴いています。今年は@tpainと一緒にこの名曲をカバーしました。サウンドオンで聴いてください。Spotifyでも配信中です。愛してるよ、P❤️」

 
Mark Zuckerberg と T-Pain の意外な友好関係はここ数年で築かれたようだ。2021年5月には Mark Zuckerberg が T-Pain の Instagram ライブ配信に登場、今年7月にはフロリダ出身の T-Pain が Mark Zuckerberg  に「Nappy Boy Meta」のネックレスをプレゼントし、ザッカーバーグはそれを着けた動画を投稿し、以下のようにコメントしている。

「@tpain、最高の新しいチェーンをありがとう。この動画は、今日発表した AI 研究モデル『Segment Anything』が同じ動画内の異なるオブジェクトを追跡できることを示す完璧な機会だ。多くの楽しい動画エフェクトが可能になるだろう」