1996年に発生した 2Pac（トゥー・パック）の殺害事件で、2023年に第一級殺人の罪で逮捕・起訴された Duane “Keffe D” Davis（デュエイン・“ケフィーD”・デイビス）が獄中から初の本格的なインタビューに応じた。

米ABCニュースの取材に対し、Daves は「自分は無実だ」「誰も殺していない」と語り、改めて容疑を否認。また、これまで自身が 2Pac の死について語ったインタビューや著書について「金を稼ぐためにやった」と後悔の念を示した。
 
アメリカ・ネバダ州の検察は、Daves 自身が 2Pac を銃撃したとは主張していない。しかし、当時ギャングのリーダーだった彼が犯行を指示したとして、ドライブバイ・シューティング（車両を利用した銃撃事件）による殺害の首謀者とみなしている。

2Pac の死に関連して正式に起訴されたのは Daves が初めてとなるが、彼は無罪を主張。弁護士の Carl Arnold（カール・アーノルド）は、Daves が過去に結んだ免責合意に基づき、そもそも起訴されるべきではなかったとして訴訟の棄却を求めている。

Daves の裁判は2026年2月9日に開始される予定だ。