Dimitri Vangelis & Wyman は、Elle King(エル・キング)をフューチャリングに迎えたこの楽曲を、プログレッシブ・ハウス黄金時代への賛辞として、2010〜2015年代の "EDM" サウンドを感じさせるリミックスに仕上がっている。
これまで MEDUZA(メデューサ)、Jonas Blue(ジョナス・ブルー)、Major League DJz らがこの "Let’s Ride Away" をリミックスしリリースしてきたが Dimitri Vangelis & Wyman のリミックスは、ただ単にその時代のサウンドの回帰ではなく、なぜ Avicii が世界的なアイコンになったかを思い出させてくれる、懐かしくも新鮮さも兼ね備える新しいサウンドになっている。
Dimitri Vangelis は「僕たちは、Tim が多くの人に EDM を好きにさせたあのサウンドに立ち返ることで、彼を讃えたかったんだ。」Wyman は「感情的で、メロディックで、力強い——まさに彼自身のようにね。」とコメントを寄せている。
また上記の投稿にて Dimitri Vangelis & Wyman は以下の様にコメントしている。
(一部翻訳)
友人そしてファンの皆さん
数か月前、Avicii のチームからアプローチを受け、Tim の新しいシングル "Let’s Ride Away - feat. Elle King" をリミックスする機会を貰いました。
僕たちの最初の反応はもちろん『ぜひやらせてほしい』というものでした。これ以上ないほど光栄なことだったからです。でも同時に、それが簡単なことではないとも分かっていました。Tim のレガシーは僕たちにとって本当に大切なものであり、このプロジェクトには大きな感情的重みが伴っていました。
この依頼を受けたとき、僕たちは最初に一つだけはっきりさせました。それは「自分たちが思うべき形でこの楽曲を仕上げたい」ということ——つまり、誠実で敬意のあるアプローチを貫きたい、ということでした。そして、今回のリミックスについては「一切の報酬を受け取らない」と決めました。
僕たちは心からこの制作に向き合い、昔の良き時代のように何時間もかけて微調整やミックス、追加や削除を繰り返しました。その結果できあがったものは、自分たちが本当に誇れる作品です。
このリミックスには「Dimitri Vangelis & Wyman Golden Era Mix」と名付けました。Tim への、そして僕たちが彼に出会い、その唯一無二のサウンドに恋したあの時代へのオマージュです。
このリミックスから、僕たちのティムと彼のレガシーへの愛と敬意が伝わればと願っています。
ありがとう。