2026年8月28日(金)、スウェーデン・ストックホルムの The Node にて「Avicii Experience」による特別追悼イベントが開催される。このイベントは、若くしてこの世を去った DJ/プロデューサーの Avicii(アヴィーチー)が、2016年8月28日にイビザの Ushuaïa で行った最後の DJ セットからちょうど10年という節目の日に合わせた記念イベントとなる。

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最後の DJ セットにて、Avicii はステージを降りる際にファンへ語りかけた。

今夜は本当にありがとう。これ以上ない最後のショーだった。来てくれてありがとう。みんな最高だよ。

この追悼イベントでは、彼の最後のパフォーマンスとなった Ushuaïa Ibiza での2016年8月28日の DJ セットを収めたスウェーデン映画「Avicii – My Last Show」と、スウェーデン国内での最後の公演となった2016年8月5日のマルメ公演の映像で、マルメの Pildammsparken 公園内にある会場 Tallriken で行われたセットを収録した「Exclusive Material From Malmö」の2本が30分ごとに交互に上映される。

2016年3月、Avicii はウェブサイトと SNS を通じてライブツアーからの引退を発表。「世界中を旅してパフォーマンスできることに感謝しているが、アーティストの裏にいる一人の人間としての生活に充てる時間が残り少なくなってしまった」と綴り、「興味を持っていることはたくさんあるが、それを探求する時間があまりにも少ない」と心境を明かした。また、「もう戻らないとは絶対に言い切れないが……すぐには戻らない」とも述べていた。

この決断は、長年のマネジメントチームとの決別、そしてグローバルなフェスティバルへの出演から離れ、スタジオでの作業へと焦点を移すことを意味した。2011年から2016年の5年間で220回もの DJ セットをこなしてきた Avicii が、その重荷を下ろした瞬間だった。

最後の公演翌日、Avicii は自身の Instagram に以下のように書き残している。

日曜日が自分の最後のショーだった。でも音楽の世界での最後の日々からは程遠い。音楽を作ることが自分を幸せにするし、ツアーの日々を通じて素晴らしい人々と出会い、驚くような場所を訪れ、数え切れないほどの良い記憶を作ることができた。この決断は奇妙に思える人もいるかもしれないが、自分には正しい選択だった。

Avicii は Ushuaïa でのセットから2年後の2018年4月、オマーンのマスカットを訪問中、28歳で死去した。その後、彼のレガシーは、遺作音源のリリースやファン主導のプロジェクト、そして世界各地の著名 DJ たちによるトリビュートを通じて今も成長し続けている。

最後のイビザ公演では、「Levels」や「Wake Me Up」といった楽曲がプレイされた。なお、このイビサ公演のラストにプレイされた Sandro Cavazza(サンドロ・カヴァッザ)とのコラボ曲「Forever Yours」のイビザバージョンは、2025年のバレンタインデーにあたる2月14日、Avicii Estate、Pophouse、Interscope Records から正式にリリースされた。

「Avicii Experience 10 Years Celebration」への参加には、以下の公式ページからの Avicii Experience のニュースレター登録と、事前申し込みが必要となる。

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