ダフトパンクを輩出したスコットランドで最も有名なレーベルSOMAのレーベルオ-ナ-にして、メインアーティスト。スチュアート・マクミランとオ-ド・メイクルがテクノ シティ、グラスゴーの頂点に君臨するSLAMである。
SLAMの歴史はスコットランドのクラブシーンの歴史そのものであるといっても過言ではない。アシッド・ハウスがエクスプロードした'80年代の終わり頃、スコットランド人にとってクラブミュ-ジック=SLAMの二人以外の何者でもない。1989年になるとslamの二人はスコットランドで初めてのレイヴを開催し話題を呼ぶ。
SLAMの2人によって作られる変幻自在のベースのサウンドは彼らの地元スコットランドではおとぎ話のように実に3ジェネレーションにわたって語り継がれている。グラスゴーではどの階級に属し、どこで働いていようが、ティーンエイジャーから30代の若者であれば、関係なくジ・アーチーズのスラムのセットでレイヴし熱狂したことが一度はある。スラムはクラブ・シ-ンのダーティなディスコ・デュオでありながら、グラスゴーのアート・シ-ンの重要な役割を担っているのである。
彼らはここ数年間、毎月地元で2500人規模のフェスティヴァル "T in The Park" を開催し、’03年7月には実に2万5千人のファンを前にプレイする。
90年代のヨーロッパでは彼らはすでに時代の頂点にいた。そして、その後の10年間における、彼らのレ-ベルSOMAからのレコ-ドリリ-スを通じて、彼らのサウンドは全世界へと浸透していったのだ。
2001年にセカンドアルバム『エイリアン・プロジェクト』をリリ-スした。
そして、そのリミックスにはダレン・エマーソン、UNKLEことジェームス・ラヴェル、 アンドリュー・ウェザーオール、レフトフィールドのポール・デイリー、カ-ル・コックスなど錚々たるメンバ-が顔を並べている。皆、SLAMの大ファン。